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キルタンサスが咲く    [庭の植物たち]

花の少ない冬の間に咲くいてくれる「キルタンサス」
寒い寒い時に元気に咲きます。

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「キルタンサス」の葉は「ムスカリ」の葉によく似ています。
細くて長い葉で、冬になると小さな花芽ができて伸びてきます。

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かわいい花です。幾つも蕾ができています。
そのままにしておくと種ができるのですが、花が終わったら根元から切っています。

種を成長させることは植物にとってはエネルギーを吸い取られることだろうと思って、実生で育てる時以外は種を成長させないようにしています。

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片付けた天袋です。
奥には父の作品がしまってあります。
掛け軸はいろいろな方に貰って頂いたのですが、色紙や短冊・ハガキの絵はそのままになっています。捨ててしまえばよいのですが、踏ん切りがつかずにひとまず奥にしまいました。

手前には未使用の大判のノート、色紙、ハガキ、筆など、私も使う機会があるものを置きました。最初に片づけた時に、大小の絵馬や色つきの色紙は支援学級の美術指導の先生にお聞きして使って頂きました。

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父が描いた「涅槃図」
主に写仏をしていた父ですが、俳句サークルにも参加していたのでその方々に俳画の指導もしていました。指導用のネタ帳や配っていた資料なども残っています。

天袋の空いたスペースにマンションから運んだものを一部移動しました。
まるでパズルのように隙間を詰めてゆきました。そして、無事にテーブルの上に空きスペースができて、蘭系の植物たちを移動することができました。
今日からぐ~んと気温が下がりました。何とか間に合ってよかった!

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父が手作りした釣り箱    [私の宝物]

天袋の片づけをしていますと言っても、若い人には「天袋」が分からないかもしれません。
平成元年に両親が建てた家は今時珍しい純和風の小さな家で、友人たちは揃って「昭和な家」と言います。

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今回、処分をしようと決めた父の手作りの釣り箱。
この箱の上にぴったりサイズの座布団を置いて釣りをしていた父の姿を覚えています。

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蓋を取ると中に小引き出しの付いた箱があって、それを開いた状態です。

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中には色々なものがぎっしり入っていました。
まずは釣り糸。

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箱の中から出てきた小箱①
入れ子になっていて立ててピッタリ入るようにサイズが調整されていました。

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もう一つ入っていた小箱②

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竿を支えるために使ったらしい道具類など。

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びくも出てきました。
このびくも父が自ら編んだものです。

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釣り針も出てきました。

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実家に戻った時に、一度何がはっているのか天袋や押入れを点検はしたのですが、ほとんどのものを置いたままにしていました。
釣り箱と一緒に置いていた釣り関係のもの。

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布に包まれていた竿。
高級和竿は別にあります。

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細い筒の中にはたくさんのうきが入っていました。

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ピースの丸缶に入っていたのは錘など。
私が幼い頃、父は丸缶のピースを吸っていました。
釣りに出かける時はポケットが丸く膨らんでいたことを覚えています。

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釣り箱に付いていた「埼玉県南部漁業協同組合員章」
これは記念に手元に置いておこうと思っています。

陶芸の時などに丁寧に作業をし過ぎるのは父譲りなのでは?と思います。釣り箱は寸分の狂いもなく作られていました。
実家へ戻って13年目に入って、やっと片付け始めています。

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ヤツデの花が咲く    [庭の植物たち]

花を咲かせても、あまり注目されないのでは?と思っている「ヤツデ」
「ヤツデ」は「八手」と書くのですが、葉の裂を数えると大抵7か9なのです。
なぜか8ではないのです。八は数が多いという意味だそうです。

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「ヤツデ」の花はこのようにまとまって咲きます

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蕾の時は丸い粒が集まった状態です。

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そして、根元に近い下から順々に開花します。

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よく見れば、なかなか豪華な花なのです。
あちこちで見るチャンスがあると思いますので、ぜひ、観察してください。

今日も天袋の片付けのつづき。延々と片づけをしています。
早く片付けて植物の置けるスペースを作らなければと思いつつ、圧倒的に物の数が多くて片付かずにいます。何しろ、母方の祖父母のものまであります。
父が残してくれた未使用の色紙、ハガキ、筆だけでも、相当の数があります。私が一生かかっても使いきれそうにありません。

B5のスケッチブックは陶芸の記録用にずっと使っています。それでもたくさんあるので、サークルの皆さんに1冊ずつ貰ってもらうことにしました。
作陶のメモはとても貴重で、どの種類の土に、どの釉薬をどのように掛けたのか、記録して、窯出しした時に○△×などで評価しています。
失敗は次の工夫に必ず繋がります。

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キチジョウソウが咲く    [庭の植物たち]

誰でも家を建てる時に「縁起の良い植物を植えたい」と考えるのではないでしょうか?
両親がどう考えたのか、今では聞く手立てがありませんが、「キチジョウソウ(吉祥草)」は縁起の良い植物なのだろうなぁ~と思っています。

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1年のほとんどをそっけない細い葉の状態で過ごす「キチジョウソウ」
花の少ない季節に赤紫の花芽を出します。

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緑の葉にこの赤紫の花芽の色が美しい!

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だんだん花の一つ一つが分かるようになります。
この時期になると、あの濃い赤紫はだんだん薄くなってきます。

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開花すると花の内側は更に淡いピンク色。
目立たない花ですが、発見すると嬉しい花です。
ランナーで伸びるので、それを挿し芽にして増やすことができます。

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長い間楽しませてくれた「ムラサキシキブ」もいよいよ終わりです。
見事な紫色になっています。

今日は久しぶりにヨーガの定例研修会に参加しました。このところ、ヨーガを丁寧にする時間がなくて反省しています。
このまま、年内はバタバタと過ぎてゆくのでしょうか・・・。
編集をしなければ!

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象嵌の手順    [陶芸薀蓄]

黒い土が2キロずつ配らて、さぁ、どうしようかと悩んだ末に模様を付けて白化粧土を埋め込む「象嵌」を試みることにしました。
「百円ショップ」で見つけたレース風テーブルセンターを使ってみることにしました。

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丸皿にしようと、そのサイズに合わせてテーブルセンターを丸く切り、整えた板状の黒土に乗せました。

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2枚の板の間に土を置いて丸棒を使って押し付けた後、更に指を使って模様がきれいに着くよう押しました。
テーブルセンターを取り除くときれいに模様が写っていました。

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半乾燥の状態の時に白化粧土を塗ります。

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白化粧土が半乾きになるのを待って、スポンジで拭き取ります。
実際には途中で時間切れになってしまって、発泡スチロールの箱の中に入れて保存しました。

2週間後だったので、乾き過ぎてしまって白化粧土を拭き取れないので、スポンジを濡らして固く絞って拭き取りました。

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素焼きの後、透明釉を掛けて完成した「象嵌」の丸皿。
白化粧土をふき取るのは難しい! 
特にカーブの部分がむらに残っています。

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同じように素焼きの後に、瑠璃釉を掛けたところ、瑠璃釉が濃くて模様がすっかり消えてしまい、ただの瑠璃色の丸皿になってしまいました[もうやだ~(悲しい顔)]
よく見ると模様が残っていますが・・・。

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本焼きでは1200度を超える温度で何時間も焼成するので、完成した作品はカラカラになっています。なので、使う前に高台の部分を摺り合わせてざらつきを取った後、きれいな水に漬けてから使うようにしています。
食べ物の残りなどが付いている食器と一緒に最初に洗ってしまうとカビの原因になってしまいます。陶器を買った時は水に漬けてから使うことをお薦めします。

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2019年4回目の窯出し    [陶芸薀蓄]

今年最後の窯出しでした!
前回は思うような作品が仕上がらず、釉掛けはしたものの入らなかった作品が4点もあって凹んでいましたが、今回は思うようにできた作品もありました。

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今回、窯出しした作品たち。
相変わらず小さなものばかり作っています。

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今回、イメージ通りにできた「片口とぐい呑み」のセット。
念のために「ぐい呑み」は予備も作りました。
「鉄釉」を全掛けして、「藁白」を淵に部分掛けしました。

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信楽の土に呉須で模様を描いた小皿。

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こちらも同じく、信楽の土に呉須で絵を描いた小皿。(前回釉掛け)

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同じく信楽の土に呉須で模様を描いた小皿。(前回釉掛け)

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弁柄で線を描いて、織部を部分掛けした小皿。(前回釉掛け)
織部が還元焼成になった部分は赤く発色しています。
自然のなせる技です。

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鉄赤釉を掛けた花入れ。

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ろくろで引き上げた後、指でカーブを付けた中鉢。
「藁白織部」を全掛けして、淵に「織部」を筆で掛けたのですが、「藁白織部」の釉薬の調整が整っていなくて効果が出ませんでした。

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このぐい飲みも「藁白織部」を掛けて、「織部」を水玉模様で置いてみました。
イメージでは青磁のような青味を帯びる予定でした。

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「伊羅保」を掛けた小皿。(前回釉掛け)

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余った土で作った箸置き。一つだけ色白に(笑)仕上がりました。
ガス窯なので、窯の置く場所によってこういうことが起こります。
同じく余った土で作った猫。

象嵌の板丸皿については、その製作過程も含めて改めてご紹介したいと思っています。
朝から窯出しに出かけて、一度家に戻って、午後から友人の参加している「さをり・色とりどり展」に出かけました。
友人は満開の桜の花のような大作のタペストリーを作っていました。
織物も取り組んでみたいものの一つなのですが、どうなることでしょう。

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多摩市で『まわる映写機 めぐる人生』の上映決定!    [上映情報]

今年の夏、参加しているヨーガサークルからの依頼でヨーガの撮影をしていました。
その時に撮影をお願いした榊祐人さん(『たぬきがいた』の監督)が、地元多摩市にあるカフェ&バー「キノコヤ」での『まわる映写機 めぐる人生』の上映にお骨折りくださいました。有難いご縁です!

[イベント] 多摩市『まわる映写機 めぐる人生』上映会 [イベント]

日時 : 2019年12月7日(土)18:00~
料金 : 1000円
場所 : キノコヤ
     多摩市関戸4-34-5 聖蹟桜ヶ丘駅より徒歩5分

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アットホームな雰囲気で、上映後は参加してくださった皆さんと映画談議などできたらよいなぁ~と思っています。
キノコヤの情報はこちら→https://www.instagram.com/kinokoya96/

ということで、今日は上映素材やポスターなどを発送しました。

延び延びになっていた「シュンラン」と「クリスマスローズ」の植え替えもしました。
「シュンラン」はギュウギュウに根が張ってしまって鉢から出すだけで大仕事になりました。無理無理出したので、せっかくできていた花芽を何本も痛めてしまいました。
「白花クリスマスローズ」は痛んだ根を取り除いて一回り大きな鉢に植え替えました。

地植えですが、元気がない「ヤブカンゾウ」も一度掘り出して間引くなどしたほうが良いと思っています。
昨日から急に寒くなってきたので、がんばってやってしまいたいと思っています。

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青空の中咲く「シュウメイギク」
これから順々に「キク」が咲きます。楽しみ!
「シャコバサボテン」や「エンゼルランプ」に花芽ができています。植物の寒さ対策を急がねばなりません。

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摺り体験に参加してみました!    [@アート]

ご近所の「ギャラリーカフェ空(くう)」で、毎年11月に催される「故郷の四季 尾身伝吉木版画展」。小学生の時に版画に夢中になったことがあったので、いつも見せていただくのを楽しみにしています。

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お店の半分がギャラリーコーナーになっていて、さをり織りをしている友人が作品展を開いたりもしています。
ご近所なので、時々覗かせてもらうのを楽しみにしています。

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本当は版木を彫りたかったのですが、時間的にはそれは無理。
オレンジ色の矢印が「見当」で、合わせる場所です。

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絵具を塗った後、丁寧にバレンで摺ります。
毎年、年賀状を5枚自分で摺ってみませんか?という「摺り体験」があります。
参加してみたいと思っていて、やっと、願いが叶いました。

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最初の版を摺ったもの。
来年の干支のネズミやおめでたい柄がたくさん用意されていたのに、私が選んだのは錦鯉。
「あれ~、版木を持って来ているかなぁ?」の第一声。大丈夫でした!

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2版目を摺ったところ。
絵具を付ける場所が広ければ広いほど難しいのですが、難しいのをやってみたいのと、版が組み合わさる面白さを体験してみたかったのです。

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「他の版も、いろいろ試してください~!」という嬉しい言葉に、クリスマスカードにも挑戦してみました。

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摺り上がったハガキです。
左上が先生が見本として摺ってくださったもの、上中央は初めて摺ったもの。エラの部分に絵具を付けるのを忘れてしまいました。
ということで、楽しい1時間があっという間に過ぎてしまいました。

もう少し時間的に余裕ができたら版画の年賀状を作ってみたいなぁ~と思いました。
小学4年の時からしばらくの間、版画の年賀状を作っていました。父に頼まれて干支を彫ったこともありました。

まだ、年賀状を買っていませんが、今年も無事に年賀状を出せそうで有難いと思っています。皆さんもそろそろ年賀状のことを考えたりしていますか?

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「ミセバヤ」が満開に!    [庭の植物たち]

「ミセバヤ」も小さな花ですが、精巧にできているなぁ~といつも感心します。
花の規則正しい造形は美しい!

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「ミセバヤ」の花です。
小さな花の集合体で2センチくらいの大きさ。
一つの花は5ミリくらいでしょうか。

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水遣りの後、お日さまを浴びる「ミセバヤ」
多肉植物のような葉をしています。
寒くなって、だんだん葉が赤く色付いていく途中です。
「ミセバヤ」は挿し芽で増やすことができます。

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恵みの水を浴びて輝いています。

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朝一番で水遣りをして、一通り植物を眺めるのが日課です。
前日にたくさん雨が降った日は雨の当たらない場所にある植物だけに水をあげています。

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気持ちよく晴れた今朝、お日さまを浴びる「マユハケオモト」
こちらも満開! いかにも花粉が付きそうで「要注意!」です。

今日は今年最後の「本焼き」で、陶芸サークルも残り2回となりました。
朝9時から窯に作品を詰め始めて、点火したのは10時。
9時半から工作室で作陶を始め12時半まで過ごし、その後はお任せして帰ってきました。
多摩市での上映が決まったり、京都の後片付けがあったりと、なんとなく気忙しくて寝不足の日々。疲れを溜めないように気を付けたいと思っています。

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ミヤマラッキョウが満開に!    [庭の植物たち]

小さな小さな花を咲かせる「ミヤマラッキョウ」が満開になりました。
痛んだ葉の手入れから開花までをご紹介します。

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蕾の芽に気が付いて、痛んだ葉を摘んだのは9月14日のことでした。

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緑の葉だけになりました。
株分けで増やすことができます。

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蕾がぐ~んと伸びました!
植物は手入れをすると、それに応えるように元気になってくれます。

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蕾が色づいてきました
この時期は日々少しずつ蕾の色が変化して、とても美しい!

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11月10日の「ミヤマラッキョウ」です。
おおよそ2カ月かかって満開になりました!

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小さな花ですが、たくさん咲くのでアップで撮るとにぎやかな印象になります。

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花の特徴は長いメシベとオシベ。
蕾の時とは全然印象が変わります。

去年からちょっと暖まり方に不安を感じていた「ホットカーペット」が壊れて暖まらなくなってしまいました。
実家にはコタツもあるのですが、コタツを出すとコタツに入ったままの「コタツムリ」になってしまうので、ここ数年、コタツを出すの止めています。

重い卓袱台があるので1畳のホットカーペットを使っています。運ぶのも大変なので、迷った末にあまり利用したことのないネットショッピングで購入することにしました。送料無料で明後日には届くとのこと。これでは小売店も苦戦しますね。

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