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父が手作りした釣り箱    [私の宝物]

天袋の片づけをしていますと言っても、若い人には「天袋」が分からないかもしれません。
平成元年に両親が建てた家は今時珍しい純和風の小さな家で、友人たちは揃って「昭和な家」と言います。

1582 釣り箱.jpg

今回、処分をしようと決めた父の手作りの釣り箱。
この箱の上にぴったりサイズの座布団を置いて釣りをしていた父の姿を覚えています。

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蓋を取ると中に小引き出しの付いた箱があって、それを開いた状態です。

1588 釣り小物.jpg

中には色々なものがぎっしり入っていました。
まずは釣り糸。

1585 おもり入れ.jpg

箱の中から出てきた小箱①
入れ子になっていて立ててピッタリ入るようにサイズが調整されていました。

1584 小箱.jpg

もう一つ入っていた小箱②

1586 金物.jpg

竿を支えるために使ったらしい道具類など。

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びくも出てきました。
このびくも父が自ら編んだものです。

1594 釣り針.jpg

釣り針も出てきました。

1589 釣竿.jpg

実家に戻った時に、一度何がはっているのか天袋や押入れを点検はしたのですが、ほとんどのものを置いたままにしていました。
釣り箱と一緒に置いていた釣り関係のもの。

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布に包まれていた竿。
高級和竿は別にあります。

1591 浮き.jpg

細い筒の中にはたくさんのうきが入っていました。

1592 丸缶.jpg

ピースの丸缶に入っていたのは錘など。
私が幼い頃、父は丸缶のピースを吸っていました。
釣りに出かける時はポケットが丸く膨らんでいたことを覚えています。

1593 組合員章.jpg

釣り箱に付いていた「埼玉県南部漁業協同組合員章」
これは記念に手元に置いておこうと思っています。

陶芸の時などに丁寧に作業をし過ぎるのは父譲りなのでは?と思います。釣り箱は寸分の狂いもなく作られていました。
実家へ戻って13年目に入って、やっと片付け始めています。

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