SSブログ

2019年4回目の窯出し    [陶芸薀蓄]

今年最後の窯出しでした!
前回は思うような作品が仕上がらず、釉掛けはしたものの入らなかった作品が4点もあって凹んでいましたが、今回は思うようにできた作品もありました。

1554 窯出し.jpg

今回、窯出しした作品たち。
相変わらず小さなものばかり作っています。

1545 片口とぐい呑みのセット.jpg

今回、イメージ通りにできた「片口とぐい呑み」のセット。
念のために「ぐい呑み」は予備も作りました。
「鉄釉」を全掛けして、「藁白」を淵に部分掛けしました。

1542 小皿.jpg

信楽の土に呉須で模様を描いた小皿。

1549 小皿.jpg

こちらも同じく、信楽の土に呉須で絵を描いた小皿。(前回釉掛け)

1551 小皿.jpg

同じく信楽の土に呉須で模様を描いた小皿。(前回釉掛け)

1550 小皿.jpg

弁柄で線を描いて、織部を部分掛けした小皿。(前回釉掛け)
織部が還元焼成になった部分は赤く発色しています。
自然のなせる技です。

1547 花器.jpg

鉄赤釉を掛けた花入れ。

1546 中鉢.jpg

ろくろで引き上げた後、指でカーブを付けた中鉢。
「藁白織部」を全掛けして、淵に「織部」を筆で掛けたのですが、「藁白織部」の釉薬の調整が整っていなくて効果が出ませんでした。

1543 ぐい呑み.jpg

このぐい飲みも「藁白織部」を掛けて、「織部」を水玉模様で置いてみました。
イメージでは青磁のような青味を帯びる予定でした。

1548 小皿.jpg

「伊羅保」を掛けた小皿。(前回釉掛け)

1544 箸置き.jpg

余った土で作った箸置き。一つだけ色白に(笑)仕上がりました。
ガス窯なので、窯の置く場所によってこういうことが起こります。
同じく余った土で作った猫。

象嵌の板丸皿については、その製作過程も含めて改めてご紹介したいと思っています。
朝から窯出しに出かけて、一度家に戻って、午後から友人の参加している「さをり・色とりどり展」に出かけました。
友人は満開の桜の花のような大作のタペストリーを作っていました。
織物も取り組んでみたいものの一つなのですが、どうなることでしょう。

nice!(28)  コメント(12) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。