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板作りで木の葉型皿を作る [陶芸薀蓄]

2年ほど前に作った「木の葉型皿」
細く作り過ぎてしまった!と思って、食器棚の奥にしまいこんでいたのですが、意外に使う頻度が多いので再度作ってみることにしました。

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2018年2月に本焼きをした「木の葉型皿」

094 木の葉板皿.jpg

中心の葉脈は「ベンガラ」で色付けをして、「織部釉」と「黄瀬戸」と書かれていた釉薬をポイントで筆置きしてみました。
ガス窯を使用しているのですが、偶然、「織部釉」が還元焼成(緑色)と酸化焼成(赤色)になりました。
とても珍しいことで、次回、同じように発色する可能性はありません。
もう一つの謎の釉薬は置かなければよかったと反省!

095 板作り.jpg

「板作り」は作りたい形より一回り大きな土の塊を作って、板を重ね、1枚ずつ板を外しながら「切り糸」で切ってゆきます。
この画像は別の時に撮影したもなのでほぼ四角形ですが、今回は長方形にしました。

096 木の葉板皿.jpg

前回作った「木の葉板皿」を元に少し幅広の型紙を作り、それを10%ずつ拡大コピーをし、1枚は90%にして型紙を作りました。
型紙を置いて「竹べら」で型紙に沿って切ります。
葉脈はフリーハンドで。

102 箸置き.jpg

周りにたくさんの板状の土ができるので、クッキー型を使って「箸置き」を量産しました。
奥から、「リンゴ」「小鳥」「蝶」「木の葉」

今日は息子のパートナーと孫が一時帰国しているので、久しぶりに義母、義弟、息子たちと合流して、お墓参りへ。そして、ランチ。
今年90歳を迎える義母は足に痛みがあるものの、元気に食事をしていました。

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