石膏の型を使った箸置き作り [陶芸薀蓄]
初窯出しでたくさん完成した魚の形の「箸置き」は石膏で型を作ったものです。
釉薬の色見本を作ったり、サークルの仲間同士で交換したりする予定です。
「箸置き」のデザインを考えて「箸置き」を一つ作ります。
あまり複雑な模様を付けても型に向いていません。
そして、その周りを囲むように粘土の輪を作ります。
そして、水で溶いた石膏を流し込みます。
後で外すので下に平らで滑らかなものを敷きます。
今回はクリアファイルを利用しました。
石膏を流し込んだ状態です。
「箸置き」が完全に覆われるように周りの粘土の高さに注意が必要です。
石膏が乾いて周りの粘土を外すと、このような状態になります。
中に埋まっている「箸置き」を抜き出します。
元の「箸置き」がすんなり抜けるようなら良いのですが、引っ掛かって出てこない場合は周りを少し斜めにカッターを使って削ります。
粘土が抜けやすい形に調整するのです。
後はひたすら型に粘土を詰めて抜き出して周りを整えることを繰り返します。
同じ形の「箸置き」がどんどんできます
たくさん完成した「箸置き」
ちょっと反らせて、目も付けてみました。
素焼きを終えて、釉薬を掛けた箸置きです。
窯の棚板の空きスペースに置いて焼成します。棚板に付かないように裏の部分の釉薬を丁寧に拭くのを忘れないでください。
今回、完成した「箸置き」です。
3種類の色付けをして24個の「箸置き」が完成しました。
信楽並こしの土だったので、ほぼ白地なので呉須を使って線を描いて、その後に透明釉を掛けてみました。呉須が濃くて思うような仕上がりにならなかったので再チャレンジをしたいと思っています。そして、他の釉薬も試してみたいと思っています。
釉薬の色見本を作ったり、サークルの仲間同士で交換したりする予定です。
「箸置き」のデザインを考えて「箸置き」を一つ作ります。
あまり複雑な模様を付けても型に向いていません。
そして、その周りを囲むように粘土の輪を作ります。
そして、水で溶いた石膏を流し込みます。
後で外すので下に平らで滑らかなものを敷きます。
今回はクリアファイルを利用しました。
石膏を流し込んだ状態です。
「箸置き」が完全に覆われるように周りの粘土の高さに注意が必要です。
石膏が乾いて周りの粘土を外すと、このような状態になります。
中に埋まっている「箸置き」を抜き出します。
元の「箸置き」がすんなり抜けるようなら良いのですが、引っ掛かって出てこない場合は周りを少し斜めにカッターを使って削ります。
粘土が抜けやすい形に調整するのです。
後はひたすら型に粘土を詰めて抜き出して周りを整えることを繰り返します。
同じ形の「箸置き」がどんどんできます
たくさん完成した「箸置き」
ちょっと反らせて、目も付けてみました。
素焼きを終えて、釉薬を掛けた箸置きです。
窯の棚板の空きスペースに置いて焼成します。棚板に付かないように裏の部分の釉薬を丁寧に拭くのを忘れないでください。
今回、完成した「箸置き」です。
3種類の色付けをして24個の「箸置き」が完成しました。
信楽並こしの土だったので、ほぼ白地なので呉須を使って線を描いて、その後に透明釉を掛けてみました。呉須が濃くて思うような仕上がりにならなかったので再チャレンジをしたいと思っています。そして、他の釉薬も試してみたいと思っています。
2019年初窯出し [陶芸薀蓄]
何度経験しても、ワクワクドキドキする窯出し。
昨年の内に素焼きの済んでいた作品に施釉したのが1月15日。
1月29日に窯詰めをして、1日がかりの焼成をしました。
今回窯出しした作品は細々したものが中心でした。
鉄赤の片口とぐい呑みのセット
今回はサークルのお仲間の故郷・群馬県中之条の土を先生が調整してくださって、みんなでその土を使って作品作りに挑戦しました。
鉄赤は鉄分の多い土の方が発色が赤くきれいに出るので、どうなるのか、ワクワクしていました。
きれいな赤になりました。
黄伊羅保の片口とぐい呑みのセット
こちらも同じく中之条の土を使いました。
石なども少し入っている土だったので、どのような土味になるか、ワクワクしていました。
釉薬をもう少し少なめに掛ければ焼き締めのようになった部分もあったと思いました。
土練りの時に大きな石は取り除きましたし、ロクロを引く時にも不純物を取り除いたのですが、まだまだ残っていて穴が開いたようになったところもありました。
土で作る器ならではの味わいだと思います。
中之条の土は各自1キロぐらいしかなかったので、小さな花器を作ってみました。
完全な遊びです。
鉄釉のマグカップ。
マグカップのこの形は私の定番で、取っ手に小さな飾りを付けると、とても持ちやすいのです。
呉須で絵を描いた中鉢。
呉須の色が濃くて完全失敗作です。
呉須の濃淡を出したつもりが全然うまくいっていませんでした。
こちらも失敗作。
彩色した後に藁灰釉を掛けたのですが、藁灰釉が濃度不足と掛け方も薄かった。
よく撹拌した釉薬でも、そのまま置いておけば成分が沈んでしまって上の方は濃度不足になってしまうこともあります。
信楽並こしの土の片口とぐい呑みのセット。片口は失敗作。
淵につけたルリ釉がきれいに付いていなかっただけでなく、ルリ釉があちこちに汚れのように付いてしまいました。
筆でルリ釉を付けたことと、上から掛けた藁灰釉が薄くて効果が出ませんでした。
箸置きはいろいろ作りました。
小鳥型の箸置きも定番です。クッキーの型を使って、葉の模様は手作りの陶印を使っています。
葉の形の陶印はマグカップの飾りにもよく使っています。
手前の二つはてびねりの遊び作。
石膏で型を作った箸置き。
色の付け方はまだまだ研究の余地がありますね。反省中です。
石膏の型を使った箸置きの作り方については改めて紹介したいと思っています。
伸ばし伸ばしにしていたぼかしの作業のためにデータや作業メモをスタジオへ送りました。
だんだん年を取ると新しいことに挑戦することが億劫になるのですね。やらなければ・・・と思いつつ、なかなか重い腰が上がりませんでした。
ぼかしの指示書と一緒にいくつかの改良点の連絡も入ったので、明日は頑張ってその作業をしようと思っています。
昨年の内に素焼きの済んでいた作品に施釉したのが1月15日。
1月29日に窯詰めをして、1日がかりの焼成をしました。
今回窯出しした作品は細々したものが中心でした。
鉄赤の片口とぐい呑みのセット
今回はサークルのお仲間の故郷・群馬県中之条の土を先生が調整してくださって、みんなでその土を使って作品作りに挑戦しました。
鉄赤は鉄分の多い土の方が発色が赤くきれいに出るので、どうなるのか、ワクワクしていました。
きれいな赤になりました。
黄伊羅保の片口とぐい呑みのセット
こちらも同じく中之条の土を使いました。
石なども少し入っている土だったので、どのような土味になるか、ワクワクしていました。
釉薬をもう少し少なめに掛ければ焼き締めのようになった部分もあったと思いました。
土練りの時に大きな石は取り除きましたし、ロクロを引く時にも不純物を取り除いたのですが、まだまだ残っていて穴が開いたようになったところもありました。
土で作る器ならではの味わいだと思います。
中之条の土は各自1キロぐらいしかなかったので、小さな花器を作ってみました。
完全な遊びです。
鉄釉のマグカップ。
マグカップのこの形は私の定番で、取っ手に小さな飾りを付けると、とても持ちやすいのです。
呉須で絵を描いた中鉢。
呉須の色が濃くて完全失敗作です。
呉須の濃淡を出したつもりが全然うまくいっていませんでした。
こちらも失敗作。
彩色した後に藁灰釉を掛けたのですが、藁灰釉が濃度不足と掛け方も薄かった。
よく撹拌した釉薬でも、そのまま置いておけば成分が沈んでしまって上の方は濃度不足になってしまうこともあります。
信楽並こしの土の片口とぐい呑みのセット。片口は失敗作。
淵につけたルリ釉がきれいに付いていなかっただけでなく、ルリ釉があちこちに汚れのように付いてしまいました。
筆でルリ釉を付けたことと、上から掛けた藁灰釉が薄くて効果が出ませんでした。
箸置きはいろいろ作りました。
小鳥型の箸置きも定番です。クッキーの型を使って、葉の模様は手作りの陶印を使っています。
葉の形の陶印はマグカップの飾りにもよく使っています。
手前の二つはてびねりの遊び作。
石膏で型を作った箸置き。
色の付け方はまだまだ研究の余地がありますね。反省中です。
石膏の型を使った箸置きの作り方については改めて紹介したいと思っています。
伸ばし伸ばしにしていたぼかしの作業のためにデータや作業メモをスタジオへ送りました。
だんだん年を取ると新しいことに挑戦することが億劫になるのですね。やらなければ・・・と思いつつ、なかなか重い腰が上がりませんでした。
ぼかしの指示書と一緒にいくつかの改良点の連絡も入ったので、明日は頑張ってその作業をしようと思っています。
クリスマスローズが満開に! [庭の植物たち]
いつもより早く蕾ができた「クリスマスローズ」も満開になっています。
購入した時は小さな株でしたが、2回、植え替えをして、今年はたくさん花を咲かせています。
一重の白の「クリスマスローズ」です。
下向きに咲く「クリスマスローズ」ですが、下向きのまま大きく花びらを広げています。
満開になるとメシベもオシベも見事に開きます!
こちらはまだ蕾の「クリスマスローズ」
オシベも小さくまとまって硬い表情をしていて、中心にメシベが見えます。
小さな蕾もあるので、暫く花を楽しむことができそうです。
八重の「クリスマスローズ」は強引な植え替えが良くなかったらしく、葉は出ているのですが蕾の気配が全くありません。ある方からプレゼントでいただいた大切な「クリスマスローズ」なので、何とか生き延びてほしいと願いながら観察を続けています。
今日は「窯出し」があって慌てて出かけて、「窯出し」だけをして戻ってきました。
出掛ける時は「映画の日」だから、久しぶりに映画を見ようかな?と思っていたのですが、どうも最近体力がないというか、結局真っ直ぐに戻ってきてしまいました。
連日、2月の上映に合わせて素材を送るなどをしています。2月はいつも体力がダウンする季節なので、無理をしないでおこうと思います。
購入した時は小さな株でしたが、2回、植え替えをして、今年はたくさん花を咲かせています。
一重の白の「クリスマスローズ」です。
下向きに咲く「クリスマスローズ」ですが、下向きのまま大きく花びらを広げています。
満開になるとメシベもオシベも見事に開きます!
こちらはまだ蕾の「クリスマスローズ」
オシベも小さくまとまって硬い表情をしていて、中心にメシベが見えます。
小さな蕾もあるので、暫く花を楽しむことができそうです。
八重の「クリスマスローズ」は強引な植え替えが良くなかったらしく、葉は出ているのですが蕾の気配が全くありません。ある方からプレゼントでいただいた大切な「クリスマスローズ」なので、何とか生き延びてほしいと願いながら観察を続けています。
今日は「窯出し」があって慌てて出かけて、「窯出し」だけをして戻ってきました。
出掛ける時は「映画の日」だから、久しぶりに映画を見ようかな?と思っていたのですが、どうも最近体力がないというか、結局真っ直ぐに戻ってきてしまいました。
連日、2月の上映に合わせて素材を送るなどをしています。2月はいつも体力がダウンする季節なので、無理をしないでおこうと思います。