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「あいち国際女性映画祭」での上映終了    [上映情報]

「あいち国際女性映画祭」のコンペに応募して、長編3作品の中に選ばれ、9月6日に『まわる映写機 めぐる人生』が上映されることになりました。
それに合わせて名古屋へ出かけていました。
ブログ仲間の方もお出掛けくださり、ありがとうございました!

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会場の「ウィルあいち」です。
『小さな町の小さな映画館』を上映していただいたのは、2012年だったので6年振りの再訪です。

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大ホールに設置されている「DCP」
今はこのような形で映画は上映されています。
DCPデータの作品はこの大ホールで上映されます。

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もちろん、35ミリの映写機も大切に保存されていました。
映画祭が始まった頃は活躍していたそうですが、だんだん出番が少なくなっているそうです。
今回、黒澤明監督の『天国と地獄』が上映されますが、フィルム上映ではありません。

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設置されているのは16ミリと35ミリの兼用機。
便利な映写機! と素人は思いますが、映写技師さんにとっては調整が大変なのだそうです。

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『まわる映写機 めぐる人生』はブルーレイで大会議室での上映でした。
「べてる祭り」繋がり、「失語症」繋がり、「ブログ」繋がり、『姫と王子たち 0歳から100歳まで』の撮影で繋がった方、上映会を催してくださった方など等、ご縁のある方がたくさん参加してくださいました。

トークがあるとは思わず一緒に見ようと思っていたのですが、打ち合わせを! と言われてビックリ! でも、打ち合わせをすることもないね。ざっくばらんで! と言うことになり、すぐに会場に戻って一緒に見ることができました。

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名古屋観光はせずに映画三昧をして過ごしました。
到着してすぐに映写室を見せていただいて、『毎日がアルツハイマー ザ・ファイナル』を見て、『まわる映写機 めぐる人生』の上映に立ち会い、その後は名古屋の友人と食事。

2日目は『danchi Woman』 『ナッシングウッドの王子』
そして、短編作品10作品と招待作品1作、合計13作品を見て、交流会に参加。

3日目は『Thank you coming』 『マイ・カントリー マイ・ホーム』を見て、授賞式に出席。
残念ながら受賞することはできませんでした。
最後に『デッドエンドの思い出』を見てトークをを聞いていると帰れなくなるので、上映終了後にすぐに名古屋駅に移動。ジパング倶楽部を利用しているので「ひかり」に乗って家に着いたのは12時を回っていました。

改めて、ご来場くださった皆さんに感謝申し上げると共に、お世話になったスタッフの皆さんやボランティアの方々にお礼申し上げます。
ありがとうございました。

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2018年3回目の窯出し    [陶芸薀蓄]

何度経験してもワクワクドキドキする窯出し!
今回は体験講座の皆さんの作品が優先だったので、釉薬を掛けたけれど窯に入らなかった作品もありました。

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今回窯出しした作品です。
同じように焼成するとはいえ、ガスの窯なので毎回微妙に違います。
組み物は同じ窯に入れる方がよいですね。

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織部の角皿です。
同じ織部の釉薬を掛けたのに、緑の部分と赤茶になった部分があります。
電気の窯で酸化焼成した場合の「織部釉」は緑色に発色するのですが、ガス窯で還元焼成すると、まるで逆の赤みを帯びた色になります。
イメージと全く違う仕上がりになってビックリ~!

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インドネシアの木製の判を押して、織部釉を掛けて、凹んだところが少し濃い緑になる。
それだけでは寂しいのでワンポイントで弁柄で小さな丸を描いてみたのですが、思うような仕上がりになりませんでした。

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こちらは固くなり過ぎてしまって判を押せなくなってしまったので、弁柄で模様を描き、織部釉を部分掛けしました。

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呉須で絵を描いた中鉢。
このくらいの鉢は使い勝手が良いですね。

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片口とぐい呑みのセットのように作りましたが、お酒を飲むというより器として楽しむイメージで作ってみました。

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ロクロで引き揚げて、少し硬くなったところでハート形に変形させ、その後高台を削ります。

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横に花びら型の飾りを付けて、陶芸用絵の具で色づけしました。
持つ時に滑りにくくなり、ワンポイントでかわいい感じに。

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余った土をブレンドしたので少し土に赤みがあったので白化粧土を刷毛掛けしてみました。
それだけでは寂しいと感じたので弁柄で小さな点を付けて遊んでみました。

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淵もわざと縄目を付けました。
こういう手作り!という感じの作品も楽しい!

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丈の高い片口とセットで作ったぐい呑みです。
窯の隙間に入れて貰えたようです。
ぐいのみだけ先に完成してしまいました。

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何か模様を・・・と思って、弁柄で描きました。
陶芸作品は土物なので繊細な模様より、伸び伸びどっしりした模様の方が良いのだろうなぁ~と思って描きました。

左下に写っている片口とぐい呑みのセットは単体で写真を撮り損ねてしまいました。
釉薬は「きいらぼ」のような仕上がりですが「黄瀬戸」として先生がブレンドしてくださったものです。多くの陶芸サークルでは釉薬を購入するのですが、私が指導していただいている先生はご自身でブレンドされます。毎回同じ仕上がりにはならないという楽しさがあります。

窯入れまでの手順はこちらのブログで↓
https://harunoumi.blog.so-net.ne.jp/2018-08-14

明日、「あいち国際女性映画祭」で『まわる映写機 めぐる人生』の上映があります。
女性の方がたくさん見てくださるのかなぁ? どんな反応をされるかなぁ? と楽しみしています。
ブログ仲間の皆さんともお会いできるので楽しみに出かけます!

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吾亦紅が色付く    [庭の植物たち]

皆さんのお住まいの地域では台風の影響を受けていますか?
関西では停電や水道が止まったり、勿論公共交通は止まって大変なことになっているようです。
台風から遠く離れている埼玉でも強風が吹いていて、時々叩き付けるような雨も降っています。
被害が出ませんよう!

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我が家の「吾亦紅」は毎年とても大きくなります。
今年もとっくに私の身長を越えています。

毎年、根元から切っているのですが、春になると新芽が出て、ぐんぐん伸びて・・・と繰り返しています。とにかく大きくなります。
お隣のおじいちゃんに鉢植えを貰ったのですが、大きくなるので地植えにしたら、もっと大きくなるようになりました。

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数日前に花が色付き始めたことに気付いたのですが、この強風で倒れないか心配です。
水道工事が入るので、「萩」の鉢は裏道へ移動。
その隣が地植えの「吾亦紅」です。
どちらも台風の風で折れたりしませんように!

水道屋さんが来てくれて、すぐに水漏れしている場所が分かって、「今日中に工事は終わりますよ」とのことだったのですが、そう簡単にはいきませんでした。
今日は「陶芸サークル」をお休みしたのですが、明日は「ヨーガ」の指導日なので休めないのでカギを預けてとんぼ返りすることにしました。明日も水道工事続行です。

何か一つトラブルがあると大変ですね。
2階の大きな本箱を移動するのを手伝っていただいて、水道工事をしている間は本の整理をしていました。増える一方の本をなんとか整理したいと思っているのですが、さすがにもう1一つ本箱を購入するしかないかな・・・と思い始めています。

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「第6回カナリヤ映画祭」のご案内    [上映情報]

昨年の9月に撮影をするために伺った「カナリヤ映画祭」が、今年も開催されます。
福島県本宮市で、昭和30年代に「子供たちに良い映画を見せたい!」と保護者と教師が協力した活動「本宮方式映画教室運動」がありました。

当時、母親としてその活動に深く関わった本田文子さんや小学生で映画を見た方々にお話を伺ったのは2015年4月のことでした。
編集を始めて、当時小学生だった方々を中心に「カナリヤ映画祭」が催されていることを知り、追加撮影したのでした。
『まわる映写機 めぐる人生』に登場します。

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[イベント] 第6回 カナリヤ映画祭
日   時 : 2018年9月15日、16日
会   場 : サンライズもとみや
上映作品 : 『こころの山脈』 『人生フルーツ』 『ココロの欠片』 『秋祭り 私の視点』
         『ケニアン~あなたでよかった~』 『しゃぼん玉』
参加費無料
※ 詳細は画像をクリックして参照してください。

水道の漏水に気が付き、日に日に穴が大きくなるのか水漏れがひどくなっていました。
予定では、火・水で工事の予定でしたが、台風が近付いているので、月・火に変更になり、今日から工事が始まりました。
でも、朝から雨が降っていて、工事は進まず・・・。水曜日までかかってしまうかもしれません。

そんなこんなでバタバタしながら、今日は眼科の視野検査の予約が入っていたので出かけました。
眼圧は左右共に11。血圧と同じで低め安定。
視野の欠損はあるものの変化はしていないので経過良好ということになりました。
次回の視野検査は12月。えっ!と思いました。

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不思議な植物トクサ    [庭の植物たち]

一時期夢中になっていた「木削り」
木削りマスターの滝本ヨウさんは「木彫りでなく木削りですよ」と、よく一番最初に言われます。
形にしよう! 形にしよう! としてはいけないのです。

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修行が足りなかった頃に作ったペンダントたち。
それぞれの木の特性を感じながら、木の癖も感じながら、一応作ったつもり[わーい(嬉しい顔)]
今では恥ずかしい作品たちです。

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「トクサ」です。
木削りの仕上げの時に、表面をつるつるにするのに使います。
知人のところで見つけていただいていました。
「丈夫で、どこに植えても大丈夫!」ということだったのですが、植えてから何年経っても変化がありませんでした。

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ところが、今年、新芽を発見!
もしかしたら、条件の悪さ(日当たり不良等)を克服したのかもしれません。

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今までの「トクサ」は枯れてはいないけれど、先はプツンと折れたようになっていました。
乾燥したものを1節ずつバラバラにして磨く時に使います。

「研草」と書き、ざらざらの表面がサンドペーパーと同じ役割をするのです。
人間の知恵はすごいというか、人間は自然にたくさん助けられているというか・・・。
昔は乾燥させたものを水で戻し広げて板などに貼り付け、磨きに使ったそうです。

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新芽の先はこのようになっています。
これなら成長しそうです。
楽しみに観察を続けたいと思います。
そして、道具は揃っているのだから、たまには時間を忘れて木削りに没頭したいと思います。

やっと、パンフレットの校正が終わって(予想通り、年表の校正がぐちゃぐちゃになりました)、昨夜雨が小降りになったところで投函しました
深夜、女性が一人で歩ける日本という国は安全な国だなぁと思いました。
そして、休日だから集荷は日曜日のお昼過ぎ。暗い中を歩くこともなかったのでした。

今年の1月久しぶりに木削り教室に参加した時のブログはこちら ↓
https://harunoumi.blog.so-net.ne.jp/2018-01-30
ヨウさんの「木削り教室」のサイトはこちら → http://kikezuri.moo.jp/index.html

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試写会無事に終了!    [製作日誌]

3日間の試写会が無事に終わりました。
猛暑の中、お出掛けくださった皆さん、ありがとうございました。

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ポスターを初めて貼って頂きました。
嬉しい!
会場は人形町にある「三日月座」でした。

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2階はオシャレなカフェで、地下が試写室「Base KOM」です。

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35ミリの映写機があり、16ミリの映写もできて、プロジェクターもあります。
今回はブルーレイで映写していただきました。

元々音の環境は素晴らしいのですが、今回プロジェクターを新しくしたばかりということで、明るさも増してとてもきれな映写でした。

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『まわる映写機 めぐる人生』でお話してくださった方々にもおいでいただきました。
確認用のDVDはお送りしているのですが、完成版を大きなスクリーンで見ていただきたいと思っていました。
横須賀から「16ミリ試写室」の皆さんが初回においでくださって、16ミリの映写をしているので身近に感じることも多かったのでしょう。時々、「そうそう!」と頷いて見てくださっていました。

「(映写機の)ベルトが切れたと言われても分からなかった」という友人もいて、私にとって身近な映写機だけれど普段接する機会のないものだから分からないか・・・と思ったり、色々な方の感想を聞くことができました。

「あるものの歴史を見ているだけなのに、その周りの歴史も感じられる。」というコメントをFacebookにいただきました。ありがとうございました。
映像が戦意高揚のためや原子力への理解のために使われたこと、戦後の何もない時代に子供たちが夢中で映画を見たことなど、反戦の意も込めて、私はこの作品を作っています。
それは撮影してゆく中で私自身が感じたことで、編集の時にも、パンフレット作成でも意識していることです。そのことをストーンと受け止めてくださった方がおられて、とても励まされました。
改めて、コツコツとがんばろうと思った試写会開催でした。

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