2018年3回目の窯出し [陶芸薀蓄]
何度経験してもワクワクドキドキする窯出し!
今回は体験講座の皆さんの作品が優先だったので、釉薬を掛けたけれど窯に入らなかった作品もありました。
今回窯出しした作品です。
同じように焼成するとはいえ、ガスの窯なので毎回微妙に違います。
組み物は同じ窯に入れる方がよいですね。
織部の角皿です。
同じ織部の釉薬を掛けたのに、緑の部分と赤茶になった部分があります。
電気の窯で酸化焼成した場合の「織部釉」は緑色に発色するのですが、ガス窯で還元焼成すると、まるで逆の赤みを帯びた色になります。
イメージと全く違う仕上がりになってビックリ~!
インドネシアの木製の判を押して、織部釉を掛けて、凹んだところが少し濃い緑になる。
それだけでは寂しいのでワンポイントで弁柄で小さな丸を描いてみたのですが、思うような仕上がりになりませんでした。
こちらは固くなり過ぎてしまって判を押せなくなってしまったので、弁柄で模様を描き、織部釉を部分掛けしました。
呉須で絵を描いた中鉢。
このくらいの鉢は使い勝手が良いですね。
片口とぐい呑みのセットのように作りましたが、お酒を飲むというより器として楽しむイメージで作ってみました。
ロクロで引き揚げて、少し硬くなったところでハート形に変形させ、その後高台を削ります。
横に花びら型の飾りを付けて、陶芸用絵の具で色づけしました。
持つ時に滑りにくくなり、ワンポイントでかわいい感じに。
余った土をブレンドしたので少し土に赤みがあったので白化粧土を刷毛掛けしてみました。
それだけでは寂しいと感じたので弁柄で小さな点を付けて遊んでみました。
淵もわざと縄目を付けました。
こういう手作り!という感じの作品も楽しい!
丈の高い片口とセットで作ったぐい呑みです。
窯の隙間に入れて貰えたようです。
ぐいのみだけ先に完成してしまいました。
何か模様を・・・と思って、弁柄で描きました。
陶芸作品は土物なので繊細な模様より、伸び伸びどっしりした模様の方が良いのだろうなぁ~と思って描きました。
左下に写っている片口とぐい呑みのセットは単体で写真を撮り損ねてしまいました。
釉薬は「きいらぼ」のような仕上がりですが「黄瀬戸」として先生がブレンドしてくださったものです。多くの陶芸サークルでは釉薬を購入するのですが、私が指導していただいている先生はご自身でブレンドされます。毎回同じ仕上がりにはならないという楽しさがあります。
窯入れまでの手順はこちらのブログで↓
https://harunoumi.blog.so-net.ne.jp/2018-08-14
明日、「あいち国際女性映画祭」で『まわる映写機 めぐる人生』の上映があります。
女性の方がたくさん見てくださるのかなぁ? どんな反応をされるかなぁ? と楽しみしています。
ブログ仲間の皆さんともお会いできるので楽しみに出かけます!
今回は体験講座の皆さんの作品が優先だったので、釉薬を掛けたけれど窯に入らなかった作品もありました。
今回窯出しした作品です。
同じように焼成するとはいえ、ガスの窯なので毎回微妙に違います。
組み物は同じ窯に入れる方がよいですね。
織部の角皿です。
同じ織部の釉薬を掛けたのに、緑の部分と赤茶になった部分があります。
電気の窯で酸化焼成した場合の「織部釉」は緑色に発色するのですが、ガス窯で還元焼成すると、まるで逆の赤みを帯びた色になります。
イメージと全く違う仕上がりになってビックリ~!
インドネシアの木製の判を押して、織部釉を掛けて、凹んだところが少し濃い緑になる。
それだけでは寂しいのでワンポイントで弁柄で小さな丸を描いてみたのですが、思うような仕上がりになりませんでした。
こちらは固くなり過ぎてしまって判を押せなくなってしまったので、弁柄で模様を描き、織部釉を部分掛けしました。
呉須で絵を描いた中鉢。
このくらいの鉢は使い勝手が良いですね。
片口とぐい呑みのセットのように作りましたが、お酒を飲むというより器として楽しむイメージで作ってみました。
ロクロで引き揚げて、少し硬くなったところでハート形に変形させ、その後高台を削ります。
横に花びら型の飾りを付けて、陶芸用絵の具で色づけしました。
持つ時に滑りにくくなり、ワンポイントでかわいい感じに。
余った土をブレンドしたので少し土に赤みがあったので白化粧土を刷毛掛けしてみました。
それだけでは寂しいと感じたので弁柄で小さな点を付けて遊んでみました。
淵もわざと縄目を付けました。
こういう手作り!という感じの作品も楽しい!
丈の高い片口とセットで作ったぐい呑みです。
窯の隙間に入れて貰えたようです。
ぐいのみだけ先に完成してしまいました。
何か模様を・・・と思って、弁柄で描きました。
陶芸作品は土物なので繊細な模様より、伸び伸びどっしりした模様の方が良いのだろうなぁ~と思って描きました。
左下に写っている片口とぐい呑みのセットは単体で写真を撮り損ねてしまいました。
釉薬は「きいらぼ」のような仕上がりですが「黄瀬戸」として先生がブレンドしてくださったものです。多くの陶芸サークルでは釉薬を購入するのですが、私が指導していただいている先生はご自身でブレンドされます。毎回同じ仕上がりにはならないという楽しさがあります。
窯入れまでの手順はこちらのブログで↓
https://harunoumi.blog.so-net.ne.jp/2018-08-14
明日、「あいち国際女性映画祭」で『まわる映写機 めぐる人生』の上映があります。
女性の方がたくさん見てくださるのかなぁ? どんな反応をされるかなぁ? と楽しみしています。
ブログ仲間の皆さんともお会いできるので楽しみに出かけます!
2018-09-05 20:02
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コメント(10)
窯出しは、どんな感じに出来上がったのかが楽しみですね。
どれも完成度が高いです。
明日の映画、楽しみにしています。
by riverwalk (2018-09-05 21:14)
riverwalkさん>陶芸はなかなか思うようになりません。
でも、そこが楽しい!
あれこれ自分なりの冒険というか、チャレンジができる。
いとをかし! という古文を思い出します。
明日、お会いできるのを楽しみにしています。
お声を掛けてください。
by 森田惠子 (2018-09-05 21:32)
陶芸の一番の楽しみは窯出しの時なんでしょうね、どんな風に作品が出来ているのか楽しみの時でもありますね、それにしても素晴らしい作品が出来ましたね。
by 馬爺 (2018-09-06 11:02)
こんにちは。アザミと花びらの作品が好きです。
「あいち国際女性映画祭」おめでとうございます。またファンが増えますね。
by sig (2018-09-06 17:51)
いいですね陶芸!
by kenji-s (2018-09-06 21:12)
馬爺さん>ありがとうございます!
窯出しは一番ワクワクして、一番ガッカリすることもあります。
楽しみの一つです。
by 森田惠子 (2018-09-09 13:08)
sigさん>「あいち国際女性映画祭」は入賞できませんでした。
残念だけれど、名古屋で上映して頂けるように働きかけてみます。
by 森田惠子 (2018-09-09 13:10)
kenji-sさん>陶芸は息の長い趣味だと思います。
男性にも向いていると思います。
機会がありましたら体験してみてください。
by 森田惠子 (2018-09-09 13:13)
ラストのぐい飲みが個人的には一番好きでやす!
柄も素朴な感じで可愛いでやすね(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2018-09-09 14:36)
ぼんぼちぼちぼちさん>ありがとうございます!
片口とセットで作りました。
片口の完成はだいぶ先になりそうですが、完成したら紹介しますね。
by 森田惠子 (2018-09-09 16:25)