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お目当ての足立美術館へ    [私の旅物語]

最初に旅行の話が出た時に、「どこへ行きたい?」と聞かれて答えたのが「足立美術館」でした。
数人の友人知人がツアーなどで行っていて「よかった~!」と言っていたのです。

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米子のホテルから朝一番で出掛けたにも関わらず、駐車場には各地のナンバーを付けた車や観光バスがたくさん止まっていました。
圧倒的に年齢層が高かったのも特徴です。
ただ、館内が広く、時々庭などを楽しむスペースや喫茶室や茶室もあるので、たくさんの入館者が居る割には作品を見るのが窮屈ということはありませんでした。

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作品は撮影禁止ですが、庭の撮影はOKでした。
庭の美しさで注目を浴びているだけあって、手入れの行き届いた庭です。

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窓枠が額縁のようになるという庭のポイントがいくつかありました。
開催されていた企画展は「横山大観VS日本画の巨匠たち」
個人的には、大観の作品と1対1で並べて比べるのは・・・と思いました。
「足立美術館」は大観の作品を数多く所蔵しています。

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時々、このように開放的に庭を鑑賞できるところがありました。

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庭の作りや見せ方から、海外の方を特に意識して、今流に言えば「インスタ映え」を意識しているように感じました。
若い庭だからでしょうか、侘びとか寂とかにはちょっと遠い印象を持ちました。

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障子を入れて撮ってみました。

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障子なしだとこのようになります。
紅葉には早くて残念でしたが、四季それぞれの庭を楽しめると思いました。
パートナーズカード6000円は2年間有効だそうで、お近くの方にはお薦めですね。

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「陶芸館」もあります。
大好きな北大路魯山人と河井寛次郎という陶芸の巨匠の作品が並んでいました。特に、河井寛次郎の作品は「日本民芸館」などで見ている作品とちょっと趣が違う作品がありました。

新館では「院展」を開催中で、大作、力作が並んでいました。
車がないと行けないと思って今回の旅で選んだのですが、JR安来駅から無料のシャトルバスが運行されています。
年中無休は旅行者にとってはありがたいですね。

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