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鳥取は晴天でした! [製作日誌]

『旅する映写機』の次回作は、映写技師が国家資格だった頃に活躍されていた映写技師さんのインタビューを中心にしたいと考えています。
当時の映写技師は花型職業で「最後に映画を観客に届けるのは自分たち!」と考え、色々な経験からそれぞれの工夫を凝らして映写をしていました。

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晴天の羽田空港から鳥取を目指しました。
鳥取に長い長い上映の歴史を持つ自主上映団体があることを知って、自主上映の歴史をお聞きしに出かけました。

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鳥取も晴天でした。
ATGの映画を見たい!と地方で生まれた「アートシアター」が始まり。
「映画村」と名乗って支援活動も兼ねて上映をしていた時代。
地元の鳥取大学とコラボを試みた時代。
そして、現在は「鳥取コミュニテイィシネマ」という名称で年に11回の上映をされています。
「もう無理はしないで、来年は年6回の開催にしようと思っています」とのこと。
私の知らない時代の貴重なお話もお聞きすることができました。

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2週間ほど前に足首を捻挫してしまい、一時期はスケジュール変更? と思ったのですが、無事に出かけることができました。
捻挫のことを気遣って空港まで出迎えていただき、40年ぶりくらいの鳥取訪問とお話しすると、ちょっと遠回りをして景色の良いところをご案内いただきました。

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浦富(うらどめ)海岸です。
水が青く見えるところは海藻が繁茂しているのだそうです。
海水の透明度は沖縄のよう・・・。
夕日の美しい場所であり、季節にはイカ釣り船の漁火も見られる場所だそうです。

自主上映団体の活動をしながら、フィルムコミションとして撮影支援をされていた時期もあったそうで、たくさんの穴場をご存知でした。

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翌日、午前中からインタビュー撮影をさせていただき、午後からポスター貼りをする様子を撮らせていただきました。
無事に撮影が終わったので、ホテルに戻る前に砂丘までご案内いただきました。
足に痛みがまだある状態なので、残念ながら砂丘は眺めるだけにしました。
砂丘の向こうに青い青い海が見えました。
翌日は予備日にしていました。足の痛みがひどくなることもなく本当に良かった!

留守中、ご訪問、nice!をくださった皆さん>ありがとうございました!

中古のレコーダーを入手!    [製作日誌]

昨日のブログの掲示板に私嘘筆さんが貴重な情報を書いてくださって、朝一で出掛ける予定をこなした後、早速書かれていた中古品店に寄ってみました。

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型番が分かっていたので、お店の方に伝えると2階の倉庫(?)から出してきてくれました。
お店でモニターに繋いでもらって、持参したテープを入れて動作の確認をして、18500円+消費税で購入し、重いレコーダーを抱えて帰り早速繋いでみました。

心配していたのはパソコンが認識してくれるか、どうかということでした。
今まで使っていたレコーダーより古いタイプのものなので、これでパソコンが認識しないとかになったら返品? また、最初からやり直し? と心配していたのですが、無事に認識しました!

本当はここでサクサク作業を進める方が良いのでしょうが、そんな体力は私にはありません!
2日間熟睡できなかったので、繋がったところで脱力、ほっとしています。

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今年はクリスマスローズが数えきれないくらい、たくさん咲いています。
このレコーダー事件の間に、次々に色々な花が咲き始めて、我が家の玄関脇は色とりどりの花が咲き乱れています。
岩のようだった「岩ヤツデ」の花も満開になっています。
紹介しきれない花が出そうな勢いです! 

テープが切れていた!    [製作日誌]

葉ばかりが元気で・・・と思っていた「ボケ」ですが、まだまだ元気に咲いています。
花に「大変なことになっちゃった!」と話しかけるだけでも救われます。
植物の存在は有難い!

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ジタバタしても仕方がないと、昨日は手作り餃子を作って、美味しい! 美味しい! と食べて寝ました。果報は寝て待てと言うでしょ(笑)

静内のねこや食堂さんから、浦河の修理の得意な電気屋さんを紹介して頂いて、でも、その方も難しいかな・・・ということで、紹介してくださった八王子の修理専門店へ電話をしたのですが、業務用はメーカーの修理期間が終了していると原因が分かっても部品が手に入らないので直せないと断られてしまいました。
一応、型番を聞かれて折り返し電話をしてきてくださった。
きっと、他を当たっても同じ回答だろうということで、この時点で修理を諦めることしました。

そして、テープを救出することに!
紹介して頂いた修理専門店の方から「直さないのなら自分で出す方が時間も経費も掛からないのでは?」というアドバイスを頂いて、女は度胸だ! と、自力でテープを救出することにしました。
この判断が良かったのかどうか? もう少し粘っても良かったのではないか? と、今はちょっと思っていますが・・・。

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格闘の跡です。
“あわてず あせらず あきらめず”と、いつもの呪文を唱えつつ、よく観察してネジを外し、徐々にバラバラにしていきました。
見えているのにカセットテープがなかなか出せませんでした。

何とか救出したテープは切れていましたが、専門の修理屋さんがあることを教えていただいたので、テープは何とか無事! ということになりました。良かった!

後はキャプチャーのためにレコーダーを何処からか手に入れなければなりません。
テープで撮影している人は極端に少なくなっているし、テープ自体もなくなりつつある。
どうする? どうなる? 
それは改めて、明日、考えよう!

なぜ、テープで撮ったかというと、新しいカメラでは 4対3 のサイズでは撮影できないのです。
私はこのサイズが好きだし、映画にまつわる三部作の3作目として作りたいと思っているので、同じサイズにするためにもテープで撮影する必要がありました。
そう考えればギリギリ、それができたのだから、後は粘り強く完成に向かって努力をすればよいのだと、気持ちを切り替えようと思っています。

いろいろ、ご心配くださった皆さん、ご連絡をくださった皆さん>ありがとうございました!

レコーダーが壊れる     [製作日誌]

「水仙」の花というと、多くの方が思い浮かべるのは「西洋水仙」の花です。
小さい花が複数咲く「日本水仙」は一足早くお正月頃から咲きます。

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今年も咲いた「西洋水仙」です。
残念ながら2つしか咲きませんでした。
昨年とは別の株が咲いているので、気長に見守ればよいのかな?と思っています。

気長に見守れない事態が起こってしまいました。
今日、明日と予定がなかったので、集中して編集作業をしようと考えていました。
今回の素材はDVCAMのテープなので、レコーダーとパソコンをつないでテープを入れたら、なんだか変な音がして、いや~な予感がしたのです。
そして、今まで点滅したことのない「CAUTION」という赤いランプが点滅するので、まずは保証書を捜して、修理の窓口に電話をしてみました。
取扱説明書も探してみたのですが見当たらず、結局、「故障ではなく、テープの設定とレコーダーの設定があっていないのではないか?」という説明だったので、今となっては異音の説明をもっとちゃんとすればよかったのですが、リベンジ!と思ってカセットをレコーダーに再び入れてみると、変な音がさらに変になってカセットが入ったまま動かなくなってしまいました[もうやだ~(悲しい顔)]
一応、レコーダーの蓋を開けてみましたが、家庭用とは違って取り出せませんでした・・・。

こういうことがあると、さぼっていた天罰だ~!なんて、考えが頭をもたげて落ち込んでしまいます。
レコーダーは修理の保証期間を過ぎている。
二度と同じ撮影はできないのでテープを優先する。
もう、カメラ自体にガタがきているので、この先テープで作品を作ることはない。
新規レコーダーの購入は経済的に厳しい。
中古のレコーダーを購入するか、誰かにお借りするか・・・。
ジタバタしても仕方がないけれど解決策を模索しています。
庭は春でたくさんの花が咲いているのに!

立誠シネマ企画の「新春シネマ会」へ    [製作日誌]

前倒しで京都へ行くことを決めたのは 「立誠シネマプロジェクト」 企画の 「新春シネマ会」 が2月3日に催されると知ったからでした。
映画伝来120年記念の特別企画です。

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元立誠小学校です。
今は3階に 「立誠シネマ」 があり、他の教室でも色々なイベントが開催されています。
地元の方々が小学校ではなくなっても、地域の活動拠点として残しておきたいという思いから、今の形になり趣きのある校舎が残っています。

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「日本映画発祥の地」とされています。
というのも、小学校が建つ前は 「京都電燈株式会社」 という会社があり電力の確保ができたことから、中庭で日本初の試写実験が行われたからです。
今ならどこにでもある電力ですが、当時はごく一部にしかなかったのです。

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小学校にこのように素晴らしい和室(自彊室)が残っていました。
「新春シネマ会」はこの和室で催され、向かって右側に弁士さんと小唄さんの席。
向かって左側が伴奏のピアノ席でした。

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当日使用された16コマに回転数を調整した16ミリ映写機。
この日上映されたのは 『シネマトグラフ・リュミエール』 (1885~1900年/21分/16コマ) と 『祇園小唄絵日傘 第一話 舞の袖』 (1930年/63分/16コマ) でした。

昔のフィルム上映を見たことがある方はお分かりになると思いますが、動きがカタカタしていて早くて不自然だと思いませんでしたか?
今の映写機は24コマなのですが、当時のフィルムは16コマで撮影されています。
16コマを24コマで上映すると8コマ早くなってしまうので、この改良を加えた映写機を使用し見事な上映でした。

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サイレント映画伴奏者の森脇清隆さん。
ピアノ、打楽器、トイ楽器などを演奏されるそうです。
この日はピアノ。

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弁士の月亭太遊さんと小唄のミヨ作さん。
月亭太遊さんは落語家でもあり、京都の銭湯「錦湯」で毎週自作のネタを披露されているそうです。
ミヨ作さんは先斗町の芸妓さん。
映画に合わせ三味線を弾き、「祇園小唄」を艶々のお声で披露してくださいました。
本当に素晴らしかった!!

「立誠シネマプロジェクト」 の 「シネマトグラフ伝来120年記念」 の企画は、2月15日~26日の間も開催されています。
詳細はこちらをチェックして、お近くの方はぜひお出かけください! ↓
http://risseicinema.com/movies/19778

おもちゃ映画ミュージアム訪問Ⅱ    [製作日誌]

「おもちゃ映画ミュージアム」も尋ねました!
「おもちゃ映画ミュージアム」は京都へ行ったら、立ち寄りたい楽しい場所になりました。

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「おもちゃ映画ミュージアム」の外景です。
京町屋(友禅型染工場跡)を改修して作られています。
引き戸を開けると鈴が鳴ります。

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玩具映写機がずらりと並んでいます。
アメリカ製、ドイツ製、日本製があり、輪になったフィルムを手回しで動かし、「クロスカム」や「かき落とし」の仕組みを理解することができます。

煙突の付いている映写機は初期のもので、アルコールやオイルランプが光源だったためその煙や熱対策の煙突だそうです。
その後、光源は白熱灯になります。

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プラキシノスコープもあります。
展示品の多くは触り動かすことができます。

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両目で覗くと・・・。
ぜひ、行かれた時に試してください。

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アメリカ製パワーズの35ミリ映写機です。
映写機の説明をする時に、「シャッターが回転をしていて、光を遮ったり、通したりしているのです」などと言いますが、この映写機はそのシャッターが外についていて回転させて光を遮る仕組みがよく分かる優れもの!

今日は霙の降る寒い日になってしまいましたが、ご近所の友人と一緒にお出掛け。
銀座で銘仙の新作を見て、銀座でランチ。その後、以前から気になっていた「SOU・SOU」の青山店へ行ってみました。
移動中はおしゃべりタイム。同年代なので、これからどう過ごすかなど話題は尽きませんでした。

真如堂は日本映画初撮影地    [製作日誌]

2008年(平成20年)が映画誕生100年だったことから、京都市は昨日のブログに書いた「二条城撮影所跡」など映画に関する石碑をいろいろ建てたようです。
「真如堂」には「シネマトグラフ」を模した石碑が建てられています。

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春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は雪、と四季を楽しめる「真如堂」を訪ねたのは、ちょうど節分の日でした。この日は「日数心経(にすうしんぎょうえ)」といって、般若心経を1年分(365回)唱える勤行が行われていて、その声が響いていました。

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これが「シネマトグラフ」を模した「真如堂」の石碑。
最初知識のない時は四角い箱みたいなカメラ?と思いました。
「シネマトグラフ」は撮影機(カメラ)であり投影機でもあったのです。

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前回は撮れなかった碑文を撮ってきたので文字が読める大きさでアップします。
関心のある方は画像をクリックしてください。

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「真如堂」の庭です。
昨日のブログで紹介した「二条城撮影所」が開設されたのは明治43年。「横田商会」の横田永之助(のちに日活社長)が開設しているのですが、以前から映画製作に乗り出していて、監督を任せたのが牧野省三。
その牧野省三が明治41年にこの「真如堂」で「本能寺合戦」の撮影をしているのです。庭で撮ったのか、お寺のどこかを使ったのか、は分かりませんが、自然光を頼りにぶっけ本番で撮って上手くいったということなのではないでしょうか・・・。
詳しいことはもうわからなくなっていますが、京都が映画と深いかかわりのある場所であることは確かで、調べ始めたら色々なことが分かってきそうです。

今日は陶芸サークルの日でした。先週、素焼きの窯詰めをしたので、今日は窯出しだったのです。うっかり忘れるところでした。

二条城撮影所跡の石碑    [製作日誌]

京都の方と雑談をしていた時に「二条城の近くに撮影所跡の石碑がありますよ」と教えて頂いて、次回、京都を訪ねる時は行ってみたいと思っていました。
今回はヨーガ教師認定式に参加するというのが一番の目的だったのですが、経費節約のためにスチール写真を撮る計画も追加して前倒しで出掛けました。

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今回も「二条城」の近くのホテルに宿泊。
前回訪ねた場所・真如堂・元立誠小学校・おもちゃ映画ミュージアムを訪ね、夜は再び、「元立誠小学校」に戻って「立誠シネマ」主催の「新春シネマ会」に参加しました。
素晴らしいイベントでした。このことは改めて書きます!

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翌日朝、ホテルから徒歩で出掛けた「二条城撮影所跡」の石碑。
今はなんと学校になっているのです。
資料によると、規模は300坪。2間×4間の低い板敷の舞台をしつらえて、それを開閉自由の天幕で覆い、背景は書き割りだったそうです。
ここで、日本映画の父と言われている牧野省三が、尾上松之助とコンビを組み、最初の「忠臣蔵」を撮影したそうです。

教えて頂かなければ知る機会がなかった石碑。
訪ねることができ、しかも晴天に恵まれました。感謝!
そして、それは学校になっていて、その広さを実感でき、石碑の奥は校庭で生徒たちの元気な声がひびいていたことが心に残りました。

「若い失語症者のつどい」用の編集作業    [製作日誌]

2017年2月4日(土)に開催される「若い失語症者のつどい 東京版 100回」で、若者のつどいを呼びかけた、今は亡き言語聴覚士の遠藤尚志先生のことを紹介する映像を編集しています。

1999年6月に「東京版 若い失語症者のつどい」の第1回が開催されてから18年が経過しました。最初のつどいが始まる前から、失語症の皆さんと遠藤尚志先生に関わってきたので感慨深い思いをしています。

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失語症に関連して『元気と元気がひびき合う旅』と『言葉の海へ』という長編ドキュメンタリー2作品を自主製作しています。
その他には、「若い失語症者のつどい」の10周年記念、「全国失語症者のつどいシンポジューム」用の映像、失語症者の働く作業所の映像、遠藤先生に感謝する会のための映像など、色々な映像を編集してきました。

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作業用のパソコンの上の棚には素材テープがずらりと並んでいます。
ここに並んでいるのは主にDVCAMテープ。
次回作のテープも100本ほど回っています。

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失語症関連の撮影を始めたばかりの頃は民生用(家庭用)のビデオカメラで、ミニDVテープで撮影をしていました。これらのテープはお菓子の缶箱に入れて管理しています。失語症関連だけでも何箱もあるので素材探しだけでも大変です。
やっと遠藤先生のインタビューテープを見つけました。6時間分を発見。確か追撮もしているので、それを全部見るだけでも大変! 手掛かりになるメモは元の住まいの押入れかな? なんて思ってタメ息をついています。

今日は暖かくなると盛んに天気予報で言っていましたが、そんな風には感じませんでした。
朝一で通院の付き添いで出掛け、急いで戻って灯油の移動販売で灯油を購入しました。経済効率から言うとエアコンの方が安いのですが、アラジンのストーブも愛用しています。

日本映画原点の地    [製作日誌]

日本で初めて映画の撮影がされた「真如堂」は日本映画誕生の地。
日本で初めてスクリーンに試写した場所が「元・立誠小学校」です。小学校が建てられる前に「京都電燈株式会社」があって、その電力を使って試写がされたそうです。

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ご存知の方もおられると思いますが、「元・立誠小学校」の中に「立誠シネマ」というステキな映画館があります。『小さな町の小さな映画館』も『旅する映写機』も上映して頂いて、京都の知り合いが出かけてくれた場所でもあるのです。

耐震問題から建て直しが決まったそうなので、この雰囲気のある場所で映画を見られるチャンスも少なくなってしまいました。ちょっと、他では掛からない作品も上映していますし、もちろん話題作も上映しています。映画好きの方は、どうぞ、お見逃しなく!

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子供の数の減少から小学校としては機能していませんが、地元の卒業生の皆さんなどによって色々な形で活用されています。
そして、映画誕生の地「神戸」に配慮して「日本映画原点の地」となっていました。

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詳細は京都市の建てた案内板をお読みください。
クリックすると大きくなって楽に文字が読めると思います。

映画にまつわる三部作として構想している3作目は映写技師さんと映画の見られ方の歴史を軸にまとめようと考えています。
いつものことですが、芋蔓式に撮影をしてきました。予定では今年中に完成させるつもりだったのですが、『姫と王子たち 0歳から100歳まで』の完成が伸びて手付かずのままだったので、今回、「おもちゃ映画ミュージアム」の講演会に絡めて京都ロケをすることにしました。

元・立誠小学校特設シアター(通称:立誠シネマ)の様子はこちらのブログで ↓
http://harunoumi.blog.so-net.ne.jp/2014-02-17
上映情報の詳細などはこちらで ↓
http://risseicinema.com/

今日は久しぶりに姉が来訪。あれこれお喋りをした後、郵便局へ。
その後は庭の手入れ。「ヤブカンゾウ」と「野紺菊」を10センチほど残して切りました。道に面した北側の植物たちの手入れは一区切りしました。
『姫と王子たち 0歳から100歳まで』のフライヤーをバージョンを変えて作ることになっていて、その作業も終了しました。一つ一つ片付けていかないと大変なことになりそうです。
皆さんも暮れでお忙しいですか?

日本映画誕生の地    [製作日誌]

2013年7月に京都に出掛けることがあって、せっかくだからと寄り道に選んだのが「真如堂」の「虫払い会」でした。
まさか、その場所が日本で初めて映画が撮影された場所とは知りませんでした。

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京都の画像はスマホで撮ったものなので、あまり良い写真がないことはご容赦ください。
なにしろメインは動画の撮影なので、ついつい写真を撮るのを忘れてしまいます。

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今年は暖かいので紅葉がまだまだきれいてした。
「真如堂」は正式には「鈴聲山真正極楽寺」というそうです。
立派な本堂があります。大きな大きな総刺繍の「大観経曼荼羅」が特別公開されていたので、運よく拝見することができました。感謝!

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小さな写真で少し分かりにくいのですが、中央の石碑が「映画誕生の碑」です。
前日に「おもちゃ映画ミュージアム」で見せて頂いた撮影用のカメラに形がそっくりです。最初に訪れた時は、当時のカメラの形を知らなかったので、映写機みたい・・・と思いました。
初期には撮影機兼映写機という時代もあって、箱型をしているのです。撮影済みのフィルムを再度セットして重ねて撮影するということもあったそうです。
この庭で歌舞伎を撮ったそうです。カメラは据え置きで舞台のように人が動いたのでしょうね。

京都のお寺さんですから四季を楽しむこともできますが、「涅槃の庭」というお庭も有名です。
ガンジス川支流の沙羅の林のお釈迦さまの入寂を現しているそうです。

映画誕生の碑のアップは以前のブログで見られます ↓
http://harunoumi.blog.so-net.ne.jp/2013-08-01
お庭の様子はこちらで ↓
http://harunoumi.blog.so-net.ne.jp/2013-07-31

ロケから戻って2日続けて朝から出かけ、その合間に雑用を片付けていたので、今朝は自分のからだが疲れているなぁ~と思いました。ゆるゆるとヨーガをして、枯れた「風知草」 「キバナツキヌキホトトギス」 「キイジョウロウホトトギス」を切りました。

おもちゃ映画ミュージアム    [製作日誌]

「おもちゃ映画ミュージアム」のおもちゃ映写機を初めて見たのは、2014年8月「鎌倉市川喜多映画記念館」に撮影に出掛けた時でした。
夏休み中の「子供向けワークショップ」があるというので撮影に出掛けた時、子供たちに触って貰いたいと、その時は準備中の「おもちゃ映画ミュージアム」から貸してもらった映写機でした。

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子供たちがハンドルを手回しして喜んでいたアメリカ製ブリキの「キーストン映写機」
フィルムは輪になっていて、グルグル回って絵が動きます。

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「おもちゃ映画ミュージアム」は、2015年5月に京都の町屋を改修してスタートしました。

今回は12月4日に「映画の日」記念講演会 『映画の渡来、120年目の真相~日本の映画発祥の地は京都でなく、大阪だった~』 が催されるというので、急遽、撮影に出掛けることにしました。

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「おもちゃ映画ミュージアム」には、日本製、アメリカ製、ドイツ製などのおもちゃ映写機や幻灯機、撮影機等が所狭しと置かれています。

映画好き、アニメ好き、カメラ好き、機械好き、という方には楽しくてたまらない場所だと思います。
正面奥に置かれているのが日本製のおもちゃ映写機。人気役者の写っているフィルムが高値で売買された時代に、そのフィルムを見るためにおまけのような形で販売されていた映写機だそうです。

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この棚に並んでいるのは主にドイツ製のおもちゃ映写機。
煙突は蝋燭や電球などの排熱のためのもの。
でもなかなかしっかりした作りで、映写機の仕組みとしては完成していたと言えるでしょう。

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こちらはアメリカ製のおもちゃ映写機。
以前撮影をさせていただいた「本郷中央教会」の倉庫で眠っていた映写機に似ているような気がしてなりません。アメリカでも教会で映画を上映していたらしいので、映写機もアメリカから持ち込んだのでしょうか? 調べる価値がありそうです。

おもちゃの映写機ではシャッターが外に着いているものもあって、映写機の仕組みがよく分かると思いました。
「映写機にはシャッターが付いていて一瞬黒を見ているのです。だから絵が見えるのです」と説明しても、なるほどとなかなか思えないと思います。映写機の仕組みと人間の目との関係がよく分かって、これは良いなぁ~と思いながら撮影をしました。

「おもちゃ映画ミュージアム」のサイトはこちら↓
http://toyfilm-museum.jp/
京都へお出かけの際にはぜひお立ち寄りください。
休館日もありますし、詳しい説明を聞きたい時は事前に予約されて行かれると良いと思います。

今日はいつもの水曜ヨーガの日。その後浦和に移動して久しぶりに「埼玉映画文化協会」主催の上映会で 『あなた、その川を渡らないで』 を見ました。
韓国のドキュメンタリーとして話題になった作品ですが、埼玉では初上映だと思います。98歳の夫と89歳の妻。結婚76年目の二人は本当に仲良し。高齢になって体調を崩したり、膝を痛めたり、お互いに支え合いながら暮らしていますが、悲しい別れがやってきます・・・。
前世というのがあるのなら、前世でもご夫婦だったのではないかと思えるほど仲が良く、お互いを大切に思う心が溢れているお二人でした。

パンフレット入稿!    [製作日誌]

『姫と王子たち 0歳から100歳まで』の上映が迫っていて、パンフレットの完成を目指しています。
昨日の夕方に最終校正が出て、今日の正午が校正締切でした。
どんなに遅くても今日の夕方までに入稿しないと間に合わないという綱渡りです。

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若い人ならパソコン上で校正作業もしてしまうのでしょうが、私にはそれができないので、届いたカラーのデータをモノクロA4サイズに印刷して赤を入れました。

一度きちんと校正しているのですが、やはり見落としがありました。原稿が差し替えになった部分も数カ所あって、それはそれで校正が必要でした。
昨日夕方にデータが届いて、夜作業をして、朝起きて再度見直して、気になる点を直接電話で問い合わせて・・・と慌ただしく作業をしました。

校正の赤が入ったページをスキャンして、データを編集担当者に送って、直しのデータが届いて・・・のやり取りが続き、無事に入稿しました! よかった!

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すでにポスターは完成しています。
最初にジャングルジムで集合写真を撮りたいなぁ~と思ったのですが、子供たちの体調、天候、光線の加減、そして、それぞれのお子さんがたんの吸引などが必要なので、一人一人を撮影して、親子写真を撮って・コラージュする?と考えていました。

お天気も、皆さんの体調も、いろいろラッキーなことが重なって、この集合写真が撮れました。
そういう意味では奇跡の写真だ!と私は思っているのです。
長い影が昨年の冬の撮影だったことを思い出させてくれます。

ということで、今日はというか昨日からバタバタと過ごしていました。
今日もとても寒い1日でした。

『旅する映写機』が記事に!    [製作日誌]

2013年に完成したドキュメンタリー映画『旅する映写機』のことを、久しぶりに朝日新聞徳島版「シネマ 四国巡り③」で取り上げていただきました。
高知県安田町にある「大心劇場」では、幻と言われる “流し込み上映” が今でもされています。
その記事と一緒に販売中のDVDもご紹介いただきました。

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デジタル化が進み主人公の少年以外は全部CGという映画が作られるようになった今、フィルム上映と言われてもイメージしにくいと思いますが、通常のフィルム上映の場合は2台の映写機で交互に映写しています。
同世代の方なら、スクリーンの右端にチラチラした “チェンジマーク” を知っているとか、何だろうと気になっていたという方もおられると思います。

流し込み上映は、お寺や校庭など野外上映が催されていた頃、2台の映写機を運ぶことが大変だったり、映写機が2台ない場合、フィルムが終わりそうになると前のフィルムのお尻と次のフィルムの頭を仮留めして映写機に流し込んでしまう方法です。
一瞬にしてフィルムを正しく貼る必要があり、流し込むタイミングも難しく、流れてきたフィルムを受けるのも一人で行う神業になのです。
父親譲りのその技を受け継いでいる「大心劇場」の小松秀吉さん。山の中にポツンとある映画館を維持するために、手描きの看板作り、映写、もぎり、掃除まで全部こなして、不定期ながらも今もフィルム上映を続けています。

今、「大心劇場」で使われている映写機は、高知県土佐山田町(現・香美町)の「山田東映」が閉館した時に譲り受けたもの。
「山田東映」のあった場所は居酒屋さんになっていて、店頭にもう1台の映写機が今でも飾られています。展示されている映写機を撮影させていただいて、館主だった山岡和沖さんのインタビューも撮影したのですが本編に入られませんでした。
作品が完成した時にお手紙を差し上げているのですが、ずっとそのことが気になっていました。今回、山岡さんの「もう1台が大心劇場で頑張っていると思うと、うれしいね」という、撮影した時にもおっしゃっていたコメントが掲載されていて、とても嬉しく思いました。
昔、映画館があったことを知らずに来店したお客さんに「なんで、映写機があるの?と聞かれると映画の話ができるのも楽しいんですよ」とも山岡さんはおっしゃっていました。
お二人の笑顔が浮かんでくる嬉しい記事に感謝!

『旅する映写機』の公式サイトはこちら↓ 
http://www.eishaki.com/
パンフレットは映写機の解説本のようになっています。
映写機好きの方は、どうぞお買い求めください。

『姫と王子たち』の原版が完成しました!    [製作日誌]

2014年12月に打ち合わせをしてから1年6ヵ月。
当初の予定では2月末完成だったのですが、やっと7月1日に完成しました!
年末年始は2月末完成を目指して、朝方まで作業をしていたことを思い出します。

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上映用ブルーレイの盤面データです。1時間45分の作品になりました。
上映素材が完成したので、次は上映して貰える劇場捜し、試写会をどうするか・・・という段階に入ります。チラシは写真を1枚差し替えれば完成の段階に入っているので、3日のスチール撮影が終われば、こちらは印刷に入れると思います。

『姫と王子たち 0歳から100歳まで』 は、以前なら助けることのできなかった命を助けて貰った子供たちが登場します。人工呼吸器を付けたまま退院した赤ちゃん、気管切開をしていても元気に走り回る女の子、450グラムで誕生した男の子。そのパワーは素晴らしい!
当初の打ち合わせでは、そういうお子さんたちの医療と福祉と教育が繋がっていないことを訴える社会派ドキュメンタリー映画を作りたいという相談でした。
でも、実際に撮影を始めると、NICU (小児集中治療室) の撮影はできず、在宅医も、訪問看護師も、変化の激しいお子さんを診ているので1度しか撮影できませんでした。NICUや訪問診療の様子をたくさん撮ることができたら、もっと違う作品になっていたと思います。

ドキュメンタリーは 「撮ってもいいよ!」 と対象者が言ってくださらない限り撮れないし、それでもいろいろご負担を掛けると思っています。
「いつものようにしていてください」 と言っても、そうはいかないのが事実です。
まずは子供たちに会おうと小児デイケアに出掛けて撮影を開始したのが昨年の6月。いつものように芋づる式に次の撮影を考え、お願いして撮る、という形で半年間、医療依存度の高いお子さんたちを撮影しました。そして、成長しグループホームで暮らし、仕事をして、自立生活をしている24歳の女性と28歳の男性も撮影しました。

編集をしながら、思わず笑顔になっている自分に気付くことが何度もありました。
本当に愛らしい子供たちと大人たちなのです。彼らに元気を貰えたので、お母さんたちの頑張りと豊かさを肌で感じたので、何とか完成に辿り着けたのだと思っています。
ご協力くださった皆さんに、心より感謝申し上げます。

ロゴも完成して・・・    [製作日誌]

ナレーションの原稿も、テロップの原稿も、クレジットの原稿も完成させて最終校正に出しました。あとは返事がなくとも強行突破です[わーい(嬉しい顔)]
元々のスケジュールでは今日からスタジオでの本編集でした。

074  ロゴ カラー.jpg

今回の作品 『姫と王子たち-医療的ケアの子供たち』 のロゴです。
いつも紙媒体のデザインをお願いしている石原雅彦さんと打ち合わせをした時に 「普通の活字では面白くないから書ける人いないの?」 ということになりました。
2・3歳では文字を書くのは無理だし・・・と考えて、ひらめいたのが24歳の明日香さんでした。
腕の力が弱いので筆ペンで (文字を見ながら) 写すことはできるというお母さんのお返事でトライして頂きました。〇の形は、彼女が良く描く音符を加工したもの。
「子」 という文字が一番難しくて苦労していたそうです。
お陰さまで楽しいロゴが完成しました!

メインで撮影をしたのは世田谷区にある 「チャイルドデイケア」
多くの方が 「デイケア」 はご存知だと思いますが、高齢の方向けではなく未就学の幼いお子さん向けの 「デイケア」 です。
気管切開をしていたり、胃瘻だったり・・・と説明を聞いた時と、いざ撮影をスタートした時では随分イメージが違いました。言葉では 「動ける」 と聞いていても、ブランコやジャングルジム、滑り台などで元気に遊ぶ姿はなかなか想像できませんでした。片や、たんの吸引が欠かせなかったりするのです。
450グラムで誕生したという言葉には、思わず 「450グラム?」 と繰り返してしまったり・・・。
一昨年の12月に打ち合わせをした時に構想したものとは、実際に撮影できなかったことが多く、随分違う作品になってしまったと感じています。でも、いつもの撮影をしながら芋づる式に次の撮影を決めていく・・・という私なりのやり方で進めてきました。

障碍を持つお子さんを育てることは、当事者でなくては分からない苦労がたくさんあると思いますが、撮影をOKしてくださったお母さん・お父さんたちは本当に良い顔をされていました。
そして、撮影をしながら、私自身が思わず笑顔になっていることが多々ありました。
そうやって、周りの人たちに幸せや優しい気持ちを運んでくれるので 「姫と王子たち」 というタイトルにしたのです。いよいよ、スタジオでの最終仕上げに入ります。

梅の花が香る    [製作日誌]

お向かいの家の 「紅梅」 も、ご近所の 「白梅」 も、咲いています。
今日は風が強かったけれど、日によっては梅の花が香って立ち止まる季節です。
天気予報通り朝から日が差して洗濯物が気持ちよく乾きました。

073 白梅.jpg

我が家の庭には梅の木はないので借景!

072 紅梅.jpg

枝ぶりの整っているものもあれば、自由にのびのびしているものもありますね。
植木屋さんの好みというか、手入れの仕方でずいぶん雰囲気が変わるものなのだなぁ~と思います。人間もそうかもしれませんね。形にこだわる人もいれば、のびのび自由人もいますね。

今日も重くて動かない編集ラインを立ち上げて確認作業をしました。
というのも、長いインタビューを取り込んだ時に2GB弱のファイルに自動保存されてしまうので、インタビューの途中で切れているものがないか、確認しました。
最初は長いインタビューをそのまま使っていますが、そのうちに短く編集したり、削除したりしているので問題はないと記憶していたのですが、確認をしました。

まだ、材料は届きません。明日は見切り発車で最後のスチール写真の撮影をするつもりです。
テロップの原稿も、クレジットの原稿も完成させて、スタジオに添付ファイルで送るつもり。
パソコンのない時代だったらパニックになっていたと思います。(以前はテロップは写植屋さんに外注するものだった。)
きちんとしたい性格の私としては、ここまで粘って見切り発車というのは残念で仕方がないのですが、相手のある仕事ではどうにもなりません。

腹を括る    [製作日誌]

相変わらず編集がうまくいかず、悪戦苦闘の日々を過ごしています。
なにしろ編集ラインが重くて立ち上がらないのです。
頂いたアドバイスを試すこともできません・・・。

064 エンゼルランプ.jpg

そんな私の気持ちとは裏腹に、どんどん花の数を増やしている 「エンゼルランプ」 
室内で咲いているので色は薄いけれど可愛い!
花を咲かせているのは2鉢の内の1つ。
もう1鉢はアブラムシに花芽をダメにされてしまいました。
気が付くのが遅かった!と反省しつつ、元気なのでどのタイミングで花を咲かせてくれるのかなぁ?とも思っています。
植物は逞しい! その逞しさにあやかりたい!

何時間もかけて1カットを足すことにエネルギーを使うより、ナレーション原稿や文字情報をきちんと詰めて、未処理の編集がスタジオの本編集でスムーズに進むように準備を整えた方が良いに決まっている!と腹を括りました。

グラフを入れてほしいという要望があって、その数字を送ってほしいと頼んでいます。数字が手に入らなくては先には進めません。
ナレーションや文字情報を入れてある構成案を送って校正もお願いしているのですが、なかなか返事がきません。素人の私では気づけない間違いがないともいえないので、根気よくプッシュして返事を待ち続けるしかありません。
幸いなことに、今回はいつもより本編集のスタジオを多く抑えてあります。考え方を変えれば幸運な判断をしていると言えます。完成まで、もう少しがんばります。

編集環境を整える    [製作日誌]

子供たちを撮影することになってHDVカメラを新規購入し、何かする度に戸惑うばかり・・・。
ダウンロードしプリントアウトした取扱説明書を片手に、ビクビクしながら、緊張しながら、作業をしています。疲れが半端じゃない!

762 クリスマスイルミネーション.jpg

ずっと引き籠って作業をしているので、アップする画像がありません[もうやだ~(悲しい顔)]
これは、10月の名古屋ロケの時に撮ったルーセントタワービルのイルミネーション。
今頃はあちこちで[クリスマス]クリスマスイルミネーションですごいのだろうなぁ~。
この日は雨模様だったので、青い明かりがとっても寒そうに感じたのは私だけでしょうか? 
省エネは大事なことだけれど、寒そうなのはどうなのかな・・・。

今迄にも散々いろいろなことを試みて挫折している素材の取り込み。でも、最後のチャレンジを今夜してみようと思っています。
きっとうまくいかないだろうなぁ・・・。でも、ダメだと分かることも重要なのだ!

私の購入したカメラはSDカードにW録画できます。長い撮影でも、次のSDカードへ連続して録画できるなんて便利~!と思ったのですが、今回の長い映像が切れて保存されてしまうことの対策として、少しずらしてW録画をスタートさせると、その切れた部分を補えるのだそうです。
その説明を聞いて、目から鱗! 「へぇ~」 と思っています。
どんどん進む世の中に付いていけなくなっています。そろそろ引退ですね。

大どんでん返し!    [製作日誌]

昨年の12月に打ち合わせをしてスタートした、今仕上げ中の作品。
実際に撮影がスタートしたのが6月18日で、打ち合わせの時点で1月29日の完成試写会が決まっていて、ずっと追われるように仕事をしてきました。
で、ここにきて完成試写会が中止になり、しばし頭がぼーとしていました。

 761  シャコバサボテン.jpg

2階の部屋に置いている満開の 「シャコバサボテン」 です。
たくさん咲いているので、たくさんの方に見て頂きたいのですが、さすがに外の寒さには耐えられないかな・・・と。
暖かい日には外に出す等、きめ細やかにできればよいのですが、うっかりすれば仕事に夢中になって入れ忘れる可能性が大なのです。

761 ギャラリートーク.jpg

スチール撮影の打ち合わせのためにお邪魔したミッドタウンの富士フィルムフォトサロン。
開催されていた 「第19回 写真家達によるチャリティー写真展」 のギャラリートークで示されたこの数字。
昭和22年は20万で、平成26年は2080。
この大きな違いのある数字が何を示しているか? お分かりになるでしょうか?
私は偶然にも最近の数字として3000以下というお話をお聞きしていたので想像できました。
なんと、1年間に乳幼児(1歳未満)が亡くなる数です。戦後の栄養失調がどんなに多くの幼い命を奪ったかが分かります。

完成試写会は延期になったけれど、私は粛々と仕事をしていこうと思っています。
17日は名古屋でのスチール写真撮影。私は立ち会えないので、詳しいメモを作り添付ファイルで送りました。昨日の好天のように、名古屋での撮影も運が応援してくださいますように!

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