『姫と王子たち』の原版が完成しました! [製作日誌]
2014年12月に打ち合わせをしてから1年6ヵ月。
当初の予定では2月末完成だったのですが、やっと7月1日に完成しました!
年末年始は2月末完成を目指して、朝方まで作業をしていたことを思い出します。
上映用ブルーレイの盤面データです。1時間45分の作品になりました。
上映素材が完成したので、次は上映して貰える劇場捜し、試写会をどうするか・・・という段階に入ります。チラシは写真を1枚差し替えれば完成の段階に入っているので、3日のスチール撮影が終われば、こちらは印刷に入れると思います。
『姫と王子たち 0歳から100歳まで』 は、以前なら助けることのできなかった命を助けて貰った子供たちが登場します。人工呼吸器を付けたまま退院した赤ちゃん、気管切開をしていても元気に走り回る女の子、450グラムで誕生した男の子。そのパワーは素晴らしい!
当初の打ち合わせでは、そういうお子さんたちの医療と福祉と教育が繋がっていないことを訴える社会派ドキュメンタリー映画を作りたいという相談でした。
でも、実際に撮影を始めると、NICU (小児集中治療室) の撮影はできず、在宅医も、訪問看護師も、変化の激しいお子さんを診ているので1度しか撮影できませんでした。NICUや訪問診療の様子をたくさん撮ることができたら、もっと違う作品になっていたと思います。
ドキュメンタリーは 「撮ってもいいよ!」 と対象者が言ってくださらない限り撮れないし、それでもいろいろご負担を掛けると思っています。
「いつものようにしていてください」 と言っても、そうはいかないのが事実です。
まずは子供たちに会おうと小児デイケアに出掛けて撮影を開始したのが昨年の6月。いつものように芋づる式に次の撮影を考え、お願いして撮る、という形で半年間、医療依存度の高いお子さんたちを撮影しました。そして、成長しグループホームで暮らし、仕事をして、自立生活をしている24歳の女性と28歳の男性も撮影しました。
編集をしながら、思わず笑顔になっている自分に気付くことが何度もありました。
本当に愛らしい子供たちと大人たちなのです。彼らに元気を貰えたので、お母さんたちの頑張りと豊かさを肌で感じたので、何とか完成に辿り着けたのだと思っています。
ご協力くださった皆さんに、心より感謝申し上げます。
当初の予定では2月末完成だったのですが、やっと7月1日に完成しました!
年末年始は2月末完成を目指して、朝方まで作業をしていたことを思い出します。
上映用ブルーレイの盤面データです。1時間45分の作品になりました。
上映素材が完成したので、次は上映して貰える劇場捜し、試写会をどうするか・・・という段階に入ります。チラシは写真を1枚差し替えれば完成の段階に入っているので、3日のスチール撮影が終われば、こちらは印刷に入れると思います。
『姫と王子たち 0歳から100歳まで』 は、以前なら助けることのできなかった命を助けて貰った子供たちが登場します。人工呼吸器を付けたまま退院した赤ちゃん、気管切開をしていても元気に走り回る女の子、450グラムで誕生した男の子。そのパワーは素晴らしい!
当初の打ち合わせでは、そういうお子さんたちの医療と福祉と教育が繋がっていないことを訴える社会派ドキュメンタリー映画を作りたいという相談でした。
でも、実際に撮影を始めると、NICU (小児集中治療室) の撮影はできず、在宅医も、訪問看護師も、変化の激しいお子さんを診ているので1度しか撮影できませんでした。NICUや訪問診療の様子をたくさん撮ることができたら、もっと違う作品になっていたと思います。
ドキュメンタリーは 「撮ってもいいよ!」 と対象者が言ってくださらない限り撮れないし、それでもいろいろご負担を掛けると思っています。
「いつものようにしていてください」 と言っても、そうはいかないのが事実です。
まずは子供たちに会おうと小児デイケアに出掛けて撮影を開始したのが昨年の6月。いつものように芋づる式に次の撮影を考え、お願いして撮る、という形で半年間、医療依存度の高いお子さんたちを撮影しました。そして、成長しグループホームで暮らし、仕事をして、自立生活をしている24歳の女性と28歳の男性も撮影しました。
編集をしながら、思わず笑顔になっている自分に気付くことが何度もありました。
本当に愛らしい子供たちと大人たちなのです。彼らに元気を貰えたので、お母さんたちの頑張りと豊かさを肌で感じたので、何とか完成に辿り着けたのだと思っています。
ご協力くださった皆さんに、心より感謝申し上げます。
2016-07-01 22:28
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おはようございます。
うちの吾亦紅をアップしました。
どうでしょうか?
森田惠子さんの育てている吾亦紅と違いますか?
by aru (2016-07-02 02:40)
森田恵子さん、おはようございます。
「姫と王子たち 0歳から100歳まで」、
原盤の完成、おめでとうございます。
そしてお疲れさま、でした。
by wattana (2016-07-02 04:03)
aruさん>確かに「吾木香」ですね。
我が家の「吾木香」はぐんぐん茎が伸びて80㎝くらいになっています。
もっと伸びます。この状態で夏を越すと思います。面白いですね。
by 森田惠子 (2016-07-02 11:45)
wattanaさん>ありがとうございます!
私が何とかできることではない部分で諸々ありました。
最後まで粘ることができたのは、子供たちとお母さん、ステキな気付きをくださった方々のお陰だと思っています。
by 森田惠子 (2016-07-02 11:48)
こんにちは。鳥取コミュニティシネマの清水です。監督にいただいたドキュメンタリー映画「姫と王子たち」のチラシを読みました。いつか上映会ができればいいです。
by 清水増夫 (2016-10-22 10:59)
清水増夫さん>ぜひ、上映してください。
鳥取にも独りぼっちで格闘するように子育てしている親御さんがいらっしゃると思います。
成長に伴い、お子さんにあった、医療と福祉と教育が受けられるように少しでも関心を持ってくださる方が増える機会になれば・・・と思っています。
by 森田惠子 (2016-10-22 11:50)
メイシネマ祭の最終日(2017/05/05)、『姫と王子たち 0歳から100歳まで』が最初のプログラムになっていたので早起きして会場に駆けつけました。どうしても観ておきたかった新作です。
受付で主催者側のお手伝いをされている森田恵子さん。すでに次の作品にかかっておられるという!
上映後のトークでは編集に参加された四宮鉄男氏が「少しだけお手伝いしただけ」と遠慮がちに話されていましたが、「私の映画巡礼」を沢山愛読してきた私には、膨大な映像素材を切り取って分かり易く観客に「映像表現」で語る「愚鉄」流料理方法を随所に感じさせる作品でした。
私の知らなかった日本の医療とその結果をフォローする優れた人たちの知られざる世界をまざまざと示してくれた期待以上の105分でした。
by 平林 祐二 (2017-05-06 15:41)
平林祐二さん>休日の朝早くにお出掛けいただき、ありがとうございました!
そして、感想を立ち話でしたがお聞かせくださり、元気を頂きました。
上映をして、皆さんの感想に触れることが、次の仕事への学びの良い機会になります。
次回作もがんばります!
by 森田惠子 (2017-05-06 20:25)