おもちゃ映画ミュージアム [製作日誌]
「おもちゃ映画ミュージアム」のおもちゃ映写機を初めて見たのは、2014年8月「鎌倉市川喜多映画記念館」に撮影に出掛けた時でした。
夏休み中の「子供向けワークショップ」があるというので撮影に出掛けた時、子供たちに触って貰いたいと、その時は準備中の「おもちゃ映画ミュージアム」から貸してもらった映写機でした。
子供たちがハンドルを手回しして喜んでいたアメリカ製ブリキの「キーストン映写機」
フィルムは輪になっていて、グルグル回って絵が動きます。
「おもちゃ映画ミュージアム」は、2015年5月に京都の町屋を改修してスタートしました。
今回は12月4日に「映画の日」記念講演会 『映画の渡来、120年目の真相~日本の映画発祥の地は京都でなく、大阪だった~』 が催されるというので、急遽、撮影に出掛けることにしました。
「おもちゃ映画ミュージアム」には、日本製、アメリカ製、ドイツ製などのおもちゃ映写機や幻灯機、撮影機等が所狭しと置かれています。
映画好き、アニメ好き、カメラ好き、機械好き、という方には楽しくてたまらない場所だと思います。
正面奥に置かれているのが日本製のおもちゃ映写機。人気役者の写っているフィルムが高値で売買された時代に、そのフィルムを見るためにおまけのような形で販売されていた映写機だそうです。
この棚に並んでいるのは主にドイツ製のおもちゃ映写機。
煙突は蝋燭や電球などの排熱のためのもの。
でもなかなかしっかりした作りで、映写機の仕組みとしては完成していたと言えるでしょう。
こちらはアメリカ製のおもちゃ映写機。
以前撮影をさせていただいた「本郷中央教会」の倉庫で眠っていた映写機に似ているような気がしてなりません。アメリカでも教会で映画を上映していたらしいので、映写機もアメリカから持ち込んだのでしょうか? 調べる価値がありそうです。
おもちゃの映写機ではシャッターが外に着いているものもあって、映写機の仕組みがよく分かると思いました。
「映写機にはシャッターが付いていて一瞬黒を見ているのです。だから絵が見えるのです」と説明しても、なるほどとなかなか思えないと思います。映写機の仕組みと人間の目との関係がよく分かって、これは良いなぁ~と思いながら撮影をしました。
「おもちゃ映画ミュージアム」のサイトはこちら↓
http://toyfilm-museum.jp/
京都へお出かけの際にはぜひお立ち寄りください。
休館日もありますし、詳しい説明を聞きたい時は事前に予約されて行かれると良いと思います。
今日はいつもの水曜ヨーガの日。その後浦和に移動して久しぶりに「埼玉映画文化協会」主催の上映会で 『あなた、その川を渡らないで』 を見ました。
韓国のドキュメンタリーとして話題になった作品ですが、埼玉では初上映だと思います。98歳の夫と89歳の妻。結婚76年目の二人は本当に仲良し。高齢になって体調を崩したり、膝を痛めたり、お互いに支え合いながら暮らしていますが、悲しい別れがやってきます・・・。
前世というのがあるのなら、前世でもご夫婦だったのではないかと思えるほど仲が良く、お互いを大切に思う心が溢れているお二人でした。
夏休み中の「子供向けワークショップ」があるというので撮影に出掛けた時、子供たちに触って貰いたいと、その時は準備中の「おもちゃ映画ミュージアム」から貸してもらった映写機でした。
子供たちがハンドルを手回しして喜んでいたアメリカ製ブリキの「キーストン映写機」
フィルムは輪になっていて、グルグル回って絵が動きます。
「おもちゃ映画ミュージアム」は、2015年5月に京都の町屋を改修してスタートしました。
今回は12月4日に「映画の日」記念講演会 『映画の渡来、120年目の真相~日本の映画発祥の地は京都でなく、大阪だった~』 が催されるというので、急遽、撮影に出掛けることにしました。
「おもちゃ映画ミュージアム」には、日本製、アメリカ製、ドイツ製などのおもちゃ映写機や幻灯機、撮影機等が所狭しと置かれています。
映画好き、アニメ好き、カメラ好き、機械好き、という方には楽しくてたまらない場所だと思います。
正面奥に置かれているのが日本製のおもちゃ映写機。人気役者の写っているフィルムが高値で売買された時代に、そのフィルムを見るためにおまけのような形で販売されていた映写機だそうです。
この棚に並んでいるのは主にドイツ製のおもちゃ映写機。
煙突は蝋燭や電球などの排熱のためのもの。
でもなかなかしっかりした作りで、映写機の仕組みとしては完成していたと言えるでしょう。
こちらはアメリカ製のおもちゃ映写機。
以前撮影をさせていただいた「本郷中央教会」の倉庫で眠っていた映写機に似ているような気がしてなりません。アメリカでも教会で映画を上映していたらしいので、映写機もアメリカから持ち込んだのでしょうか? 調べる価値がありそうです。
おもちゃの映写機ではシャッターが外に着いているものもあって、映写機の仕組みがよく分かると思いました。
「映写機にはシャッターが付いていて一瞬黒を見ているのです。だから絵が見えるのです」と説明しても、なるほどとなかなか思えないと思います。映写機の仕組みと人間の目との関係がよく分かって、これは良いなぁ~と思いながら撮影をしました。
「おもちゃ映画ミュージアム」のサイトはこちら↓
http://toyfilm-museum.jp/
京都へお出かけの際にはぜひお立ち寄りください。
休館日もありますし、詳しい説明を聞きたい時は事前に予約されて行かれると良いと思います。
今日はいつもの水曜ヨーガの日。その後浦和に移動して久しぶりに「埼玉映画文化協会」主催の上映会で 『あなた、その川を渡らないで』 を見ました。
韓国のドキュメンタリーとして話題になった作品ですが、埼玉では初上映だと思います。98歳の夫と89歳の妻。結婚76年目の二人は本当に仲良し。高齢になって体調を崩したり、膝を痛めたり、お互いに支え合いながら暮らしていますが、悲しい別れがやってきます・・・。
前世というのがあるのなら、前世でもご夫婦だったのではないかと思えるほど仲が良く、お互いを大切に思う心が溢れているお二人でした。
2016-12-07 19:56
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コメント(6)
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おもちゃ映画ミュージアム♪
ここは次回京都に行ったら先斗町よりも渡月橋よりも
真っ先に行くべきとこだとっ!
クランク・アップを楽しみにしてます♪
by 私筆嘘(マイペンライ) (2016-12-07 20:49)
素晴らしい情報を有難うございます。
京都に行くときは寄りたいです。
by 粋田化石 (2016-12-07 21:25)
おもちゃ映画ミュージアムは京都市中京区壬生馬場町に有るんですね、来春に京都へ行きますのでぜひ見てきたいと思います。
by 馬爺 (2016-12-08 10:16)
私筆嘘さん>ぜひぜひ! お出掛けください!
代表理事の太田さんのいらっしゃる時に行けば、それがそれは楽しいお話と説明が聞けて、実際にあれこれ触ることができます。
by 森田惠子 (2016-12-08 17:11)
粋田化石さん>京都へお出掛けの時は、ぜひ、お出掛けください。
カタカタ音を立てて動くブリキの映写機に触れば、どの時代のどこの国へも行けそうな気がします。
by 森田惠子 (2016-12-08 17:13)
馬爺さん>ちょっと分かりにくい所にあります。
タクシーの運転手さんにも分からない・・・と言われてナビを頼りに行きました。
こんなにステキな場所なのにまだまだ知られていません!
by 森田惠子 (2016-12-08 17:15)