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小原古邨展へ    [@アート]

10月の下旬、初めて「茅ヶ崎美術館」へ出かけました。
「日曜美術館」はよく見るテレビ番組の一つなのですが、そこで紹介されていた「小原古邨展」を見るためでした。

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「小原古邨(おはらこそん)」のことも、「茅ヶ崎美術館」のことも知りませんでした。
開館20周年を迎えた「茅ヶ崎美術館」で、展覧会として紹介されるのは初めてという「小原古邨」の作品を、前期・後期で全点入れ替えて展示していました。

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会場に着くと入場制限をしていました。
小さな美術館がテレビ番組の影響で一気に注目を浴びたようです。

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やっと入場! 入ってすぐの場所は大混雑だったので、地下の展示から見ることにしました。
フラッシュなしでシャッター音に配慮したら撮影OKだったので、慌ててスマホを取り出しました。
照明が反射したり、ガラスに人影が写ったり、なかなか思うように撮れませんでした。

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版画なので、刷りの会社ごとの展示があったり、花、動物、春夏秋冬順の展示等、いろいろ工夫がされていました。

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版画ですが、立体感のある作品も多く、何枚の版をどのように彩色して刷ったのか、興味津々で見ました。

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もともと版画好きで、子供の頃から版画を彫ることも好きだったので楽しい展示でした。
小学生の時は毎年年賀状用に干支を彫っていたのも懐かしい思い出です。

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こちらがテレビの番組で丁寧に紹介されていた蓮の花と葉の雫の作品。
葉から流れ落ちる雫が印象的な作品です。

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その様子をかわいい雀が覗き込むように見ています。
国内初の「原安三郎コレクション」による国内初の「小原古邨展」だったので大混雑になったのだと思いますが、日本画的な部分と写実的な部分が魅力的で前期も見たかったと思いました。

今日は「失語症シンポジュウム」用の編集作業をスタートさせました。
素材を取り込み、編集したのは体験発表のようなもの。
「失語症」ということばから、どのような症状を想像されるでしょうか? 
今回は「失語症」を理解してもらうためのシンポジュウムなので、専門家の言語聴覚士の皆さんとはちょっと違う目線から意見も言いつつ摺合せをしていこうと思っています。

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