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2020年第1回窯出し    [陶芸薀蓄]

公民館が休館になって、延期になっていた「本焼き」がやっとできて、今日は今年初の「窯出し」でした。
朝から雨でしたが、いそいそと出かけました。

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今日、「窯出し」した作品たち。
今回は色々チャレンジしています!

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「織部釉」の部分掛け、中央に弁柄で模様を描いた、深めの「木の葉型皿」

1088 酸化焼成.jpg

一部、「織部釉」が「還元焼成」になって赤ぽく発色しています。

1099 木の葉型皿.jpg

型紙を縮小コピーして作った「組み物の木の葉型皿」

1101 木の葉型皿.jpg

葉脈は弁柄で筆描き、「織部釉」のワンポイントでアクセントをつけてみました。
もう少し、ワンポイントの「織部釉」が大きく多くてもよかったかも・・・。

木の葉=緑とイメージしてしまいますが、案外、濃い色のお皿はお料理が映えません。
この「木の葉型皿」は、以前作ったものが気に入って組み物にしてみました。

1093 レース模様皿.jpg

レース模様のお皿2枚組。

1094 レース模様.jpg

100円ショップで手に入れたテーブルセンターを利用して付けた模様。
「織部釉」だけですが、溝に「釉薬」が溜まって、模様が浮き上がりました。
他の釉薬でも試してみたいと思っています。

1097 カラフル.jpg

陶芸用の「クレパス」で色付けしたカラフルな「リム皿」
陶芸用の「絵具」が固まっていたので、初めて「クレパス」を使ってみました。

1098 カラフルリム皿.jpg

「クレパス」なので、粉が飛んで発色しています。
陶芸用の「クレパス」は、丁寧に扱う必要があることが分かりました。
工夫が必要ですね。

1085 織部片口.jpg

「織部釉」全掛けの「片口」
これはワンポイントの模様を含めて、いつもの定番!

1089 桜模様中鉢.jpg

白土に白化粧土を刷毛掛けして絵具で桜を描いた「中鉢」
枝は弁柄で描きました。

1090 三点高台.jpg

ろくろの最後でギリギリで切ってしまったので、丸く削って、高台は三点の「付け高台」にしました。

1092 中鉢.jpg

赤土に白化粧土の刷毛掛けにワンポイントの「中鉢」
ワンポイントの絵は要らなかったかも・・・。

1102 丸い花瓶.jpg

手びねりの小さな「真ん丸花器」

1103 藁白織部.jpg

「藁白織部」の釉薬を掛けたのですが、まだ調整中で、ほとんど「織部釉」と同じ発色になってしまいました。
ほんの少し「藁白織部」らしいところがありました。
この色にしたかった!

1104 小鳥型箸置き.jpg

あまり土は、いつも「箸置き」にしています。
小鳥模様の「小鳥の箸置き」
結構、かわいい!

釉薬を掛けた時のブログはこちら↓ 比べてみてください。
https://harunoumi.blog.ss-blog.jp/2020-04-15

朝は雨がひどかったのですが、公民館のある駅につく頃には小降りになりました。
帰りは作品を入れて重くなってエコバッグを肩にかけて傘を差さずに歩きました。
やっと「窯出し」が終わって、次回からは新しい土で作陶が始まります。私の好きな「半磁器土」なので、何を作ろうかな~と考えています。

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