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本「YA映画館」が届く    [私の本棚]

著者の名取弘文さんから「ナトセンおすすめ YA(ヤングアダルト)映画館」子どもの未来社刊の著書が届きました。
ご連絡を頂いて、いくつかの質問に回答したことを、すっかり忘れていました。

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ナトセンは名取先生の呼び名。
名取弘文さんは家庭科の教師をされていた方で、ドキュメンタリー映画『おもしろ学校のいち日-名取弘文の公開授業』(1985年)で授業風景を披露している方です。

本のカバーには「映画は人生のみちしるべ」と赤い文字があり、「私はあなたを映画ファンにしたくて、この本を書きました。映画は笑ったり、泣いたりさせてくれます。が、一方で、世界で何が起きているのか、こういう文化もあるのかと教えてくれます。」とあります。

私は若い人に映画を映画館で見てほしいと願っています。
自分とまったく違うところで泣く人が居る、笑う人が居る、そういう体験がきっと役に立つと思っているのです。それは自分と違う価値観があることを肌で知ることであり、想像力を育てるきっかけになると思っています。
何かうまくいかないことにぶつかった時に、ちょっと違う視点から考えてみようという発想ができるようになるためには、世の中には色々な価値観があるという感覚が役に立つと思っているのです。

辛いことやうまくいかないことがあると考えは煮詰まって先細りになってしまう傾向があります。
それは苦しくて辛いことで、それに耐えてもあまり解決に結び付かない・・・。
感受性豊かな若い時にこそ色々な映画を見てほしいと思っています。

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本で紹介された100本の映画の中に『旅する映写機』も入れていただきました。感謝!
1、学校・友だち・家庭
2、ラブロマンス&エンターテインメント
3、文化に出会う
4、戦争と平和、沖縄
5、環境とエネルギー問題
の5つに分けられ100本の映画が紹介されています。

見開きの原稿ですから全部は紹介できません[わーい(嬉しい顔)]
中高校生のお子さんやお孫さんのいらっしゃる方、どうぞ、参考にして一緒に映画を見てください。

『まわる映写機 めぐる人生』に登場する荒島晃宏さんは、「映画館へ出かけ、映画を見て、家に戻ってくるまですべてが映画体験だ」と話しておられます。
その日はどんな天気だったのか、どの道を通ったのか、誰と行ったのか、一人だったのか、お腹が空いて何か食べたのか、家についてホッとしたのかなど等、全部がからだの記憶となって蓄積されゆくと、私も思っています。
と言いながら、最近映画を見ていない[もうやだ~(悲しい顔)]

今日も公式サイト更新作業。
更新作業を息子と別々にしていることもあって検索すれば読めるようになっているのですが、もう少し形が整ってから正式に公開したいと思っています。

皆さんのところは台風の影響はいかがですか。
大宮は時々、強い雨や風が吹いています。今夜が雨のピークのようです。台風の予報がだんだん被災地を直撃するようになってきて心配しています。まだ、土砂に埋もれている状態の地域をどうぞ避けてくださいと祈っています。

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