ドキドキの窯出し [陶芸薀蓄]
昨日は1時から「窯出し」だったので、そのためだけに出かけました。
いつも、窯出しの時はハラハラドキドキします。
釉薬を掛けた状態です。
濃淡はありますが、ほとんどが灰色をしています。
どの土に、どの釉薬を掛けたのか、メモしています。
窯出しをした作品たち。
釉薬を掛けた状態と比べてみてください。ビックリでしょう!
今回は意図したように仕上がらなかった作品が多くてガッカリしてしまいました。
特に、青色になる「ルリ釉」の濃度が濃かったようで、黒御影土に白化粧土で三島手のようにしたのですが、全部濃い瑠璃色になって、全く効果が出ませんでした。
今回チャレンジした赤土の作品。
右が白化粧土をスポンジで塗って絵の具で色を付けたものと、左が白化粧土を筆描きしてパステルで色付けしてみたもの。この後に透明釉を掛けて本焼き。
並べ方が逆になってしまいましたが完成した作品です。
透明釉が完全に融けきっていません。
透明釉の濃度が濃かったのか、もう少し高温でキープした方が良かったのかもしれません。
陶芸用の絵の具はきれいに発色しています。
でも、元々の赤土と白化粧土のコントラストが強すぎますね。
もっと、優しい感じの作品を目指していました。
陶芸用のパステルは初めて使ってみたのですが、指で馴染ませてしまったのが失敗でした。
ほとんど溶けてしまって色が残っていません。
全体に溶け込んでしまったのか、全体が少し青みがかっています。
「箸置きが面倒なのよね」という友人から頼まれて作った箸をおける取り皿。
少し小さかったかな・・・と思っていますが、ペアで夫婦仲良く使ってもらえると嬉しいなぁ~!
淵を削って、そこに木の葉を貼り付けてみました。
木の葉の陶印も手作りしたもの。
今回、一番気に入ったのはこの「ぐい呑み」
赤土に「鉄釉」を全体掛けして、新しい釉薬「チタン釉」を部分掛けしてみました。
うまく撮れませんでしたが、「チタン釉」の流れ具合がいい感じだと思います。
次回は白い土で「チタン釉」を試してみたいと思います。
そう、陶芸はいろいろ試行錯誤して、失敗も楽しい趣味なのです。
いつも、窯出しの時はハラハラドキドキします。
釉薬を掛けた状態です。
濃淡はありますが、ほとんどが灰色をしています。
どの土に、どの釉薬を掛けたのか、メモしています。
窯出しをした作品たち。
釉薬を掛けた状態と比べてみてください。ビックリでしょう!
今回は意図したように仕上がらなかった作品が多くてガッカリしてしまいました。
特に、青色になる「ルリ釉」の濃度が濃かったようで、黒御影土に白化粧土で三島手のようにしたのですが、全部濃い瑠璃色になって、全く効果が出ませんでした。
今回チャレンジした赤土の作品。
右が白化粧土をスポンジで塗って絵の具で色を付けたものと、左が白化粧土を筆描きしてパステルで色付けしてみたもの。この後に透明釉を掛けて本焼き。
並べ方が逆になってしまいましたが完成した作品です。
透明釉が完全に融けきっていません。
透明釉の濃度が濃かったのか、もう少し高温でキープした方が良かったのかもしれません。
陶芸用の絵の具はきれいに発色しています。
でも、元々の赤土と白化粧土のコントラストが強すぎますね。
もっと、優しい感じの作品を目指していました。
陶芸用のパステルは初めて使ってみたのですが、指で馴染ませてしまったのが失敗でした。
ほとんど溶けてしまって色が残っていません。
全体に溶け込んでしまったのか、全体が少し青みがかっています。
「箸置きが面倒なのよね」という友人から頼まれて作った箸をおける取り皿。
少し小さかったかな・・・と思っていますが、ペアで夫婦仲良く使ってもらえると嬉しいなぁ~!
淵を削って、そこに木の葉を貼り付けてみました。
木の葉の陶印も手作りしたもの。
今回、一番気に入ったのはこの「ぐい呑み」
赤土に「鉄釉」を全体掛けして、新しい釉薬「チタン釉」を部分掛けしてみました。
うまく撮れませんでしたが、「チタン釉」の流れ具合がいい感じだと思います。
次回は白い土で「チタン釉」を試してみたいと思います。
そう、陶芸はいろいろ試行錯誤して、失敗も楽しい趣味なのです。
2017-10-07 17:10
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コメント(10)
ドキドキハラハラの感じがわかります
陶芸はやった事がありませんが( ´Д`)
仕上がりの色合いが 難しいのでしょうね
でも 素敵です^ ^♪
by チャー (2017-10-07 19:22)
窯出しの時が一番楽しみなんでしょうね。
釉薬にも色々な種類があるんですね。
良い趣味をお持ちだと思います♪
by riverwalk (2017-10-07 19:29)
チャーさん>ハラハラ、ドキドキ、ワクワクしながら、窯出しに出かけます。
そして、ガッカリもするのですが、次はこんなことをしてみたいと思うのです。
by 森田惠子 (2017-10-07 20:32)
riverwalkさん>私が指導をしていただいている先生は釉薬をご自分で調合されるのです。
なので、作りたての時はうまくいかないこともあるのですが、すごくうまくいくこともあるのです。
土も、釉薬も、自然のものですから、売られているものとは全然違って興味深いです。
by 森田惠子 (2017-10-07 20:35)
美しいですねぇ
特に箸置き付きのお皿良いですねぇ
by (。・_・。)2k (2017-10-07 22:55)
(。・_・。)2kさん>お褒めのお言葉をありがとうございます!
飲みに来た友達に箸置きをお土産にあげようとしたら、「箸置きは面倒なの」と言って、片口に「こんな風に箸を置ける取り皿が良いなぁ~」と。
そのリクエストに応えた試作品です。
by 森田惠子 (2017-10-08 10:31)
私には、どれも美しい仕上がりに見えます。
陶芸は奥が深い、ということでしょうね。
by うめむす (2017-10-08 23:19)
釉薬がこんなに奇麗な色の変わるのですね、時々知り合いの
窯元へお邪魔するのですが、たまに歪んだ不良品を頂く事が有ります
焼きののは、焼くと歪んだりサイズが変わるので、難しそうですね。
by クッキー (2017-10-09 13:57)
うめむすさん>陶芸は簡単に思い通りの作品ができないところがおもしろいのかもしれません。
小さなスケッチ帳にいろいろ書き込んでいるのですが、窯出しした作品のイラストの横に赤のボールペンで☓△〇◎を付けています。
◎なんて久しくないです(^_^;)
by 森田惠子 (2017-10-09 14:12)
クッキーさん>そうなんです。
素焼きで縮んで、本焼きでも少し縮みます。
なので、最初の頃は加減が分からず、ダイエット茶碗とか、逆にどんぶり茶碗とか、作っていました。
歪むのも少しくらいなら愛嬌なんですけど・・・。
by 森田惠子 (2017-10-09 14:15)