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マンダラに関する2冊の本       [私の本棚]

いつから「マンダラ」に興味を持つようになったのかは定かではないけれど、「学研グラフィックブック10 マンダラ 神々の降り立つ超常世界」立川武蔵著は、ずいぶん昔に買った本です。

020  マンダラ.jpg

1998年10月30日第2刷発行となっているので、それより後に購入したことは確かです。
一時期、バリ島に夢中になっていた時、“神々の降り立つ島”というキャッチフレーズがあったので、それで購入したのかもしれませんし、定年後の父が写仏をしていたので「マンダラ」を身近に感じて購入したのかもしれません。

グラフィックブックですから、写真満載! しかもカラー写真がほとんど! 文字だけのページはありません。なので、気が向くとパラパラと眺め、あちこちをちょっと読んでは楽しんでいました。

昨年、ちょっと真面目に読もうと思って、改めて開いたのですが興味深い本でした。
今まではほとんど画像ばかりを見て楽しんでいましたが、「マンダラ観想法の実践」などの文もあり、瞑想の理解を深めるのにも参考になる本です。

021 ボロブドゥール遺跡.jpg

立体マンダラとも呼ばれているインドネシア・ジャワ島にある「ボロブドール遺跡」です。
2012年8月に訪ねているのですが、寺院と呼ぶか、仏塔と呼ぶか、立体マンダラと呼ぶか、と言われていて、その三者の合体であるとも言われています。
真上から見ることはできませんが、4段の回廊になっていて、まさにマンダラのようになっています。

023 ボロブドゥール遺跡.jpg

真上から見た図です。
朝、遠くコーランが聞こえる中、朝日が昇るのを待って佇んでいた時間を忘れることができません。色々な国の人が、色々な宗教の人が、大人も、子供も、30人ほどでしたが、朝日の昇る方向を静かに見守り続けました。祈りの原形(感謝の形)を見た!と思いました。

022 マンダラ.jpg

「岩波グラフィックス20 曼荼羅のみかた-パターン認識」石田尚豊著は父が持っていたもの。
こちらは文字が多く専門的。でも、漢字にはルビが付いているので、努力すれば読むことはできると思います。
父の書いたメモが1枚挟まれたままになっていました。そのメモには自力観想とあり、13の感想法が番号順にメモされていました。絵を描く参考に購入したのだとばかり思っていましたが、そうでもなさそうです。

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粋田化石

我が家にも父から譲り受けた曼荼羅の掛軸があったはずなのですが、何処にしまったか分からなくなっています
by 粋田化石 (2017-01-09 18:59) 

森田惠子

粋田化石さん>曼荼羅はもともと地面に毎回描いて、そこに坐って瞑想していたそうです。
毎回描くのも大変だから・・・ということになったとのこと。
ぜひ、探し出して眺め、極楽浄土を観想してみてくださいませ!
by 森田惠子 (2017-01-09 19:33) 

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