板作りでコーヒーカップを作る [陶芸薀蓄]
今日は「板作りのコーヒーカップ」の製作過程を紹介しようと思います。
陶芸に興味のない方もおられると思いますが、ご覧いただけたら嬉しいです!
まずは板を作ります。
左が持ち手になり、右側がカップ本体になります。
板作りの方法はたたら機という機械を使う場合もありますし、棒と板を使って平らにしていく方法、塊にした土を板で挟んで切っていく方法があります。
いずれも土練りを丁寧にしないと土の中に空気が入って焼いた時に割れる原因になります。
細い棒状の淵を布やなめし皮で整えて持ち手の形にします。
形を整えて、暫く置いておきます。
その間に本体作り。
ビール缶などに新聞を巻き、それを芯にして板状の土を巻いてカップの本体にします。
筒状の物を、板状の土の上に乗せ周りを少し残して切り抜き接着します。
本体と持ち手を圧着します。
接着する場所に傷を付け、ドベ(土を水で溶いてベタベタにしたもの)を塗って付けます。
焼きあがるとこのようになります。
丁寧に本体と持ち手を付けるようにします。
カップの淵について、先生が描いてくださった図。
芯にした缶を抜いた後、なめし皮を使ってカップの淵を整えます。
口の当たる部分ですから切ったままにはしないように!
ちょっと外に反っている方がが飲みやすいような気がしますが、いかがでしょうか?
お好みでいろいろ試してみてください。
土をひも状にして、内側底の淵部分に埋め込みます。
こうしておくと補強にもなりますし、汚れが入り込むのを防ぐこともできます。
板作りですから、お皿は簡単にできます。
拾った木の葉を押し付けて、その部分、釉薬を乗せてみました。
以前に作ったコーヒーカップとお皿のセット。
まだ、あまり上手でない頃に作ったものですが、時々、使っています。
たたら機と板作りの大皿を作る様子はこちらのブログで↓
http://harunoumi.blog.so-net.ne.jp/2016-08-18
フリーハンドで切り抜いて木の葉型の板皿の作る様子はこちらのブログで↓
http://harunoumi.blog.so-net.ne.jp/2013-08-17
朝のヨーガは少し行ったけれど、今日は徒歩1分のポストまで歩いただけ。
寒いので引きこもりの1日になってしまいました。反省!
陶芸に興味のない方もおられると思いますが、ご覧いただけたら嬉しいです!
まずは板を作ります。
左が持ち手になり、右側がカップ本体になります。
板作りの方法はたたら機という機械を使う場合もありますし、棒と板を使って平らにしていく方法、塊にした土を板で挟んで切っていく方法があります。
いずれも土練りを丁寧にしないと土の中に空気が入って焼いた時に割れる原因になります。
細い棒状の淵を布やなめし皮で整えて持ち手の形にします。
形を整えて、暫く置いておきます。
その間に本体作り。
ビール缶などに新聞を巻き、それを芯にして板状の土を巻いてカップの本体にします。
筒状の物を、板状の土の上に乗せ周りを少し残して切り抜き接着します。
本体と持ち手を圧着します。
接着する場所に傷を付け、ドベ(土を水で溶いてベタベタにしたもの)を塗って付けます。
焼きあがるとこのようになります。
丁寧に本体と持ち手を付けるようにします。
カップの淵について、先生が描いてくださった図。
芯にした缶を抜いた後、なめし皮を使ってカップの淵を整えます。
口の当たる部分ですから切ったままにはしないように!
ちょっと外に反っている方がが飲みやすいような気がしますが、いかがでしょうか?
お好みでいろいろ試してみてください。
土をひも状にして、内側底の淵部分に埋め込みます。
こうしておくと補強にもなりますし、汚れが入り込むのを防ぐこともできます。
板作りですから、お皿は簡単にできます。
拾った木の葉を押し付けて、その部分、釉薬を乗せてみました。
以前に作ったコーヒーカップとお皿のセット。
まだ、あまり上手でない頃に作ったものですが、時々、使っています。
たたら機と板作りの大皿を作る様子はこちらのブログで↓
http://harunoumi.blog.so-net.ne.jp/2016-08-18
フリーハンドで切り抜いて木の葉型の板皿の作る様子はこちらのブログで↓
http://harunoumi.blog.so-net.ne.jp/2013-08-17
朝のヨーガは少し行ったけれど、今日は徒歩1分のポストまで歩いただけ。
寒いので引きこもりの1日になってしまいました。反省!
2017-01-07 22:11
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コメント(6)
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温かい味わいのカップとお皿ですね。
by kazg (2017-01-08 08:10)
歌手で俳優の世良公則さんが「陶芸はこれで終わりというところが無い・・・」というようなことをおっしゃっていました。写真で見ると簡単そうにも見えますが、奥が深いのでしょうね。
カップと皿もそうですが、それらを置いてある台の模様も素敵ですね。
by 粋田化石 (2017-01-08 08:26)
喪中のためにご挨拶を送らせて失礼させて
いただきましたが、今年も宜しくお願いいたします。
私のところにも3年ほど前に
「高齢で病気もしたので年賀状は終わりにしましょう」という
年賀状が来たことがありましたが、やはり残念なことですね。
by プー太の父 (2017-01-08 14:10)
kazgさん>ありがとうございます!
釉薬を掛けるまでは自分でしますが、焼成は先生任せなのです。
釉薬が厚く掛かった所の方がきれいな発色をしています。
by 森田惠子 (2017-01-08 16:45)
粋田化石さん>そうなんです。
窯出しをして作品を見て、色々気付いて、工夫して・・・の繰り返しです。
すぐに上手にならないところも良いのかもしれません。
もう止めようと思ったのですが再開しました。
by 森田惠子 (2017-01-08 16:47)
プー太の父さん>今年は良い年になりますように!
プー太の父さんのところにも、欠礼の年賀状が届きましたか・・・。
もう年賀状を書くのも大変なのですと書いてあって切なくなりました。
いつも届く方から届かないのも心配ですね。
by 森田惠子 (2017-01-08 16:50)