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聖なる夜の上映会へ    [上映情報]

12月5日は 「聖なる夜の上映会」 に出掛けました。
たまたま知ったイベントだったのですが、うまいタイミングで参加することができました。

682 目黒中央教会.jpg

ピンぼけ写真で申し訳ないのですが、会場となった 「本郷中央教会」 です。
日本映画が初めて上映された会場だそうです。
映画発祥の地はいろいろありますが、ここは日本映画初上映地です。
3階には映写室が残っていました。

681 目黒中央教会.jpg

こちらもピンボケでごめんなさい!
上映後に映写室のある3階から撮影した礼拝堂。
礼拝堂が上映会場になりました。
この日はプロジェクター上映でしたが、できればフィルムで3階からの上映を、難しいとは思いつつ望んでしまいました。映写機のカタカタという音が聞こえてきたら嬉しいなぁ~と。

上映されたのは1930年作品。ベルリンの休日をスケッチした、ロバート・シオドマクとエドガー・G・ウルマー監督作品 『日曜日の人々』 でした。
映画が誕生して120年!
サイレント映画は誕生して40年ほどは生伴奏と共に上映されていたそうです。その上映を再現したピアノとフルートの生演奏付き上映でした。

ベルリンで働くタクシー運転手やモデル、レコード店の店員やワインのセールスマンたちが過ごす日曜日の様子。一日中寝ている人もいれば、湖にピクニックに出掛けて、恋人探しに駆け引きをしたりする様子など等。
この作品にはプロの俳優さんは出ていないそうで、町の何気ない様子も観られて興味津々。それと同時に、映像と音楽の関係を考えるよいチャンスにもなりました。

この日、ピアノ演奏をされた柳下美恵さんは、サイレント映画ピアニスト。欧米スタイルのサイレント映画伴奏者として活躍されている方だそうです。
映画への関わり方もいろいろあるものだなぁ~と思いました。
そして、教会で映画を上映していた時代があったことに驚いた夜でもありました。

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