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出石町の芝居小屋「永楽館」へ    [私の旅物語]

「いずし」という発音を聞くと、北海道浦河町の「飯寿司」が浮かぶ私ですが[わーい(嬉しい顔)] 但馬の小京都と呼ばれいる「出石町」へご案内いただきました。

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出石町のシンボルと言ったら「辰鼓楼(しんころう)」だそうです。
時刻を知らせる太鼓を叩くために建てられた櫓。

「テレビドラマで見たことがあるでしょう。必ず、この櫓の近くを歩いたりするんですよ」と、「とっとりフィルムコミッション」でも活躍されていた清水さんが笑顔で説明してくれました。

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「出石家老屋敷」です。
小京都と呼ばれる雰囲気のある町でした。
出石城跡や資料館、観光センターもあって、たくさんの観光客でにぎわっていました。

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昔ながらの細い道と家並みに「出石皿そば」の店がたくさんありました。
「コウノトリ但馬空港」からも近いためか、海外から観光に来ている方も結構いらっしゃった。
きっと、関心を持つところが違うのでしょうね。

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出石町を訪れた目的は「出石皿そば」ではなく[わーい(嬉しい顔)] 明治34年に開館した近畿最古の芝居小屋「永楽館」を訪ねることでした。
「観光センター」で場所を尋ねると、「すみません! 今日は貸切で中が見られないのです」と、とても申し訳なさそうでした。

1690 永楽館.jpg

確かに「貸切」の札が・・・[もうやだ~(悲しい顔)]
貼られていたポスターから畳敷きの館内の様子が少し分かりました。
愛媛県内子町の「内子座」のことを思い出しました。
「内子座」は『旅する映写機』に登場します!

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「興行」の札が掛かっています。2008年に44年ぶりに甦ったそうです。
歌舞伎などの「興行」のない日は一般公開されています。
残念だったけれど、現役で使われていることが嬉しい!

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受付に座っておられた男性もしきりに中に入れないことを詫びていました。
でも、伺うことができて本当に良かった!と思いました。
こういう場所で映画を見るのも良いのではないだろうかと夢が膨らみます。

鳥取の旅の写真は青い空のものが多いのですが、この日は土砂降りの雨が降った時もありましたし、山越えの道では白く積もった雪も見ました。

いつものことながら、旅の神様のご加護のお陰で雨に濡れることもなく旅を終えることができました。戻ってから、気付いたのは『まわる映写機 めぐる人生』に登場する京都「志賀郷」から「出石」も「豊岡」も近いのですね。
車の運転のできない私は全然この地域の距離感覚が掴めていませんでした。

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riverwalk

復活した芝居小屋を見れて良かったですね。
やはり雨に濡れなかったのが素晴らしいです^^
by riverwalk (2018-12-25 22:49) 

森田惠子

riverwalkさん>ほんと、今回も雨に濡れず良かったです。
出掛ける前の鳥取の天気予報は傘マークで雪も…という感じだったので心配していました。

by 森田惠子 (2018-12-26 19:01) 

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