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「やってまおか計画」の撮影    [製作日誌]

映画が華やかだった頃を知っておられる映写技師さんのインタビュー撮影から始まった次回作ですが、志賀郷では 「やってまおか計画」 という “みんなで家を作ろう!” というワークショップの撮影をしました。
いつものことながら芋づる式の撮影です。

709 志賀郷.jpg

いつもより早く降った雪がたっぷり残っていた志賀郷。
とっても寒かった!
晴れの日が続いて、だんだん雪が解けていきました。

710 やってまおか計画.jpg

「やってまおか計画」 は月に1回。
土曜日半日と日曜日1日が基本で開催されています。
日曜日の夕食は持ち回りで作って大宴会! 私もお仲間に入れていただきました。

詳しくは 「やってまおか計画」 のサイトをご覧ください ↓
http://yatemao.jimdo.com/

711 土を練る.jpg

12月は11月に続いて荒壁作り。
まずは土練り! 
ちょっと楽しそうに見えますが、土の固さ (水の量) や藁の量など難しいことだらけ!

712 土壁塗り.jpg

11月は外から組んだ竹から土が飛び出さないように優しく塗ったそうです。
中央が指導してくださった左官の亀井敏樹さん。
荒壁作りの先生です。

「実際にやってみた方が分かる」 と亀井さん。
前回と違って、しっかり力を入れて隙間を埋めるようにしなければならないそうです。

713 土壁塗り.jpg

“きんちゃん” こと大工の金田さんも土壁塗りに挑戦。
お父さんのやり方をしっかり観察する長男の目は真剣そのもの。

714 土壁塗り.jpg

Iターンなどで新しく志賀郷にやってきた人が中心に参加しています。
土曜日は農機具の研ぎ方なども教えてもらって挑戦していました。

過疎に悩んでいるのはこの志賀郷でも同じです。
でも、 子供と古民家を結ぶという 「コ宝ネット」 という活動があって、小学生以下のお子さんがいる家庭やこれから子供がほしいと思っている若い夫婦に空家の古民家に住んでもらおうという活動があります。
子供、古民家、コミュニティ、3つの “コ” 宝ネットなのです。

この日もたくさんの子供たちが元気に参加していました。
男の子たちは途中からナイフ研ぎをする子が多く、その集中力は素晴らしいものでした。

「タガヤシシネマ」 を主催していた城間典子さんが、「志賀郷で上映会をしたい!」 と思ったのは、この暮らし方に魅力を感じたからだと思ったので、再訪して撮影をしました。
前回撮れたのは上映会の様子とインタビューだけ。
私自身も志賀郷の良さを実感できてよかったと思っています。

715 荒壁完成.jpg

翌日の荒壁塗りの終わった小屋に夕日が当たって輝いて見えました。
よく見ると、新しく塗った内側の土の水分が表側にしみこんで四角い模様ができていました。
月に1回のワークショップを重ねていって、味噌や醤油を仕込む作業場が完成するそうです。

なんとか、年賀状が完成して午前中に投函できました[わーい(嬉しい顔)]
上映会でお世話になった方、撮影でお世話になった方、たくさんの方にお礼を伝えたくて、途中で年賀状が足りなくなって買いに行ったりもしました。
まずは年賀状クリア[exclamation]

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