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「ヴァロットン展」に出かける    [@アート]

「冷たい炎の画家」 というタイトルを思いついた時は、きっと、これいける! と学芸員(?)の方は飛び上がったのではないかと思われるキャッチコピー!
久しぶりに美術館へ行きました。映画は時間を合わせなければならないけれど、美術館は開館時間内であれば自由が利きます。

444  ヴァロットン展.jpg

今日は[雨]の天気予報だったけれど、昼間は[晴れ]が出てきて自転車で用事を済ませることができました。ぐるりと一回り予定をこなして、午後から東京駅へ。
場所が変わると天気も変わっていて湿度100%!
「ヴァロットン展」 を見終わって外に出ると雨が降っていました。

445  ヴァロットン展.jpg

スイスで生まれ、パリを生きた。とリーフにも書かれているヴァロットン。
画家に向かって絵が上手いですね! なんていったら失礼極まりない話なのですが、思わず 「うまいなぁ~」 ということばが漏れてしまいました。
時々、絵を見に出かけて 「この人には何かが見えていたのだろうなぁ~」 と思うことがあります。ヴァロットンもそういう一人。しかも、その見えてしまったことを絵に表すためにいろいろなことを試みた人なのだと思いました。
芸術家的な閃きと職人的な探究心の両方を持っていて、たくさんの表現を用いて己の世界を現そうといろいろな試みをした人なのだろうと感じました。
ほんのひと時、別世界に連れて行ってもらえました[わーい(嬉しい顔)]
三菱一号館美術館にて、9月23日まで。

ここのところ上映の件でいろいろ揉めてしまって、揉めるなんて初めての経験で気持ち的に随分落ち込んでしまいました。考えてみれば、今までとても恵まれていたのかもしれません。

『旅する映写機』の撮影では、本当に映画を見せるために心を砕き、努力し、情熱を注ぎ、しかも、そのこと自体を楽しんでおられる魅力的な方々に出会いました。
その出会いとそれを記録た作品を通して、映画の魅力を伝えたいと思っていたのですが、ここ数日、想像していなかった壁にぶち当たっています・・・。
「なんくるなぃさぁ」 と書かれたTシャツを着て、気持ちの建て直しを図っています。

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コメント 4

sig

三菱一号館・・・先日通ったばかりでした。この美術展は気が付きませんでした。この記事を読んで、見たくなりました。
作品と全く関係のない次元の話が、全く関係のないところから発生する・・・。残念なことですね。
by sig (2014-08-30 01:33) 

森田惠子

sigさん>三菱一号館辺りは本当にきれいになりましたね。
昔の建物の全面だけ残したりしているし、この美術館も狭いけれど上手に庭を造っていますね。

上映権つきDVDの上映権の理解が違っていると、私は思っているのですが、それが上手く伝わりません。
上映権付きと言っても、それを別の人に貸して別の会場で上映するのはありえないと思うのですが・・・。

by 森田惠子 (2014-08-30 11:16) 

sig

「上映権を得た組織(個人)以外の上映は無効」とでもいちいち明記しなければいけないとは残念なことですね。でも、そういう人たちは、実は違法ということを分かってやるのですから、やはり明記は必要かも。
by sig (2014-09-02 16:24) 

森田惠子

sigさん>「上映権付き16粍プリントを購入された方へ、通常、上映会場を1箇所と限定しません」とメールが来ました。
上映権付き16ミリフィルムって、私は知りません。
プロダクションが1回10万円とかで貸すのは知っていますが・・・。
どうも、かみ合いません(涙)


by 森田惠子 (2014-09-02 18:58) 

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