SSブログ

「元町映画館」の撮影    [製作日誌]

神戸元町商店街にある 「元町映画館」 へ撮影に出かけていました。
デジタル化をしても35ミリの映写機を2台残している映画館。
若いスタッフが企画した 「モトマチセレクション Vol.28」 は全作品フィルム上映です!

413  元町フィルム上映チラシ.jpg

前回 『旅する映写機』 の上映をしていただいた時にお尋ねした時、「フィルム上映の企画を考えています」 と伺ったので、決まった時はご連絡くださいとお願いしてありました。

私くらいの年齢の方は、「これ、観た! 観た!」 と言いたくなる方も多いのではないでしょうか?
私が観たのは何年? あれはリバイバル上映だった? という方もおられるでしょう。
「元町映画館」 で映写機を扱えるスタッフは3人。
「これを機会に若いスタッフにも映写機を回せるようになってほしい」 と、林未来支配人はおっしゃっていましたが、お客さんがたくさん来て、その対応に追われてそういう時間がなさそうな感じでした。まさに嬉しい悲鳴ですね。

初日最初の作品 「女は女である」 はほぼ満席!
2作品目の 「8 1/2」 は立ち見が出ておりました。
企画したスタッフの方は感激一入!

412  元町フィルム上映チラシ.jpg

上の画像をクリックすると大きくなります! 若いスタッフさんたちのコメントを読んでください。
今回上映されたフィルムはニュープリントなので傷なしの美しいもの。

前回の 「川喜多映画記念館」 での撮影で、映写機の部品がなくなっても図面さえあれば町工場の職人さんが作ってくれるという心強いコメントを聞いたばかりの私は、フィルム上映にたくさんの方が押し寄せるところを撮影できて、本当に良かった! と思っています。
単純に喜ぶだけではすまない分部もあると思うのですが、多くの人たちのフィルムへの愛を感じた撮影になりました。
「元町映画館」 の皆さま>お世話になりました!

元町映画館のサイトはこちら → http://www.motoei.com/

nice!(16)  コメント(4)  トラックバック(0) 

nice! 16

コメント 4

sig

うれしいお話ですね。これらの作品を、TV画面ではなくスクリーンで観られるという体験を、若い世代が望んでいたことの証明でしょうね。
by sig (2014-08-19 10:14) 

森田惠子

sigさん>企画した若いスタッフの方々も、自分たちの個人的なわがままではなく、この企画が幅広い年代の多くの方々に支持されたことを実感されていたようです。
撮影できてよかったです!

by 森田惠子 (2014-08-19 10:27) 

シルフ

台湾でもっとも古い映画館かな?九フンにある映画館に行きました。
折りしも『非情城市』やってました。見たかったなぁ。
映写機とか撮影してきたけど、超年代モノでしたよ。
by シルフ (2014-08-20 07:42) 

森田惠子

シルフさん>お帰りなさい!
台湾、韓国、中国など、戦後たくさんの映写機が日本から輸出されたそうです。
古い映写機は日本製の可能性大!です~。


by 森田惠子 (2014-08-20 18:49) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。