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鎌倉市川喜多映画記念館へ撮影に     [製作日誌]

3月に伺った 「鎌倉市川喜多映画記念館」 には、35ミリと16ミリ兼用の映写機が2台あって、映写室のガラス窓が大きくとってあって、動いている映写機を見られるようになっていました。
映写を担当している上田功さんは、元は映写機メーカーの技術者だった方ということもあって、お話を伺いに行ってきました。

392 キーストン映写機.jpg

伺った日はチャップリンの 「キッド」 を上映していました。親子での参加を呼びかけた企画 「夏の映画教室」 が開催されていて、1920年代にブリキで作られた 「キーストン映写機」 を触ることもできました。
映画好きの年配の方、高校生、小さなお子さんを連れたお母さんと、とても賑わっていて、傍らで見ていてもワクワクする企画でした。

395 ヘリオシネグラフ.jpg

以前に伺った時に 筒にスリットが入っていて回転させて穴から覗くと馬が走っているように見える 「ソートロープ」 や写真のような2枚の円盤の 「ヘリオシネグラフ」 などの展示があって、理屈では分かっていても、それを体験できるなんでステキ! と思っていました。
親御さんにお断りして撮影許可を頂いたお子さんに動かしてもらったり、撮影した後に許可を頂いたりして、子供たちが楽しむところを撮影しました。

映写技師の上田さんのお話は、今まで伺ってきたお話とちょっとニュアンスが違って希望を感じられるものでした。映写機の部品は図面さえあれば町工場の職人さんたちに作ってもらえるとおっしゃるのです。映写機の部品がなくなったら・・・と案じていた私には目ウロコ体験でした。日本の町工場の技術力を感じて気持ちが明るくなりました。
上田さんが映写をチェックする時の姿などもかっこよく、職人さんということばがぴったりの方でした。
これまでにも、元映写技師さんのお話、ベテラン映写技師さんのお話を撮影してきました。

以前 「鎌倉市川喜多映画記念館」 へ行った時のブログはこちら↓
http://harunoumi.blog.so-net.ne.jp/2014-03-24
「鎌倉市川喜多映画記念館」 のイベントや上映スケジュールはこちら↓
http://www.kamakura-kawakita.org/
どうぞ、参考にしてください。

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