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なぜドキュメンタリー映画祭を続けるのか?   [映画三昧]

「うらやすドキュメンタリー映画祭」での公開シンポジウムのテーマは、「なぜドキュメンタリー映画祭を続けるのか?」でした。
シンポジウムの前の上映が『小さな町の小さな映画館』だったこともあり、引き続き私も参加させていただきました。

032  うらやす映画祭.jpg

小さな画像では分かりにくいと思いますが、「うらやすドキュメンタリー映画祭」のリーフのベースは海苔養殖の写真です。昔、浦安は海苔の養殖が盛んな所だったのです。
「浦安から持続可能な社会を考える」というテーマが黄色の丸の中に書かれています。思いを持って、映画祭をスタートされたのだと思いました。

シンポジウムのパネリストの一人藤崎和喜さんは小岩で燃料店を営みながら、「メイシネマ祭」というドキュメンタリー映画祭を1990年から続けておられる方。もちろん、今年も5月3・4・5日に「メイシネマ祭」は開催されます。なんと、24年目!
もう一人のパネリストの飯田光代さんは、最近は4月の後半に「下高井戸シネマ」を会場に開催される「優れたドキュメンタリー映画を観る会」を育ててきた方。今年も4月20~27日の間に開催され、29回目。上映作品も決まっています!

ドキュメンタリー映画の作り手の一人として、見ていただくチャンスが少ないので、上映していただけることは、本当にありがたいこと! お礼を申し上げたいと思って、主催者からパネリストのお話を頂いた時に、お礼を言うチャンスと思ってお引き受けしました。
「メイシネマ祭」「優れたドキュメンタリー映画を観る会」でも、『小さな町の小さな映画館』を上映していただいています。

司会は「うらやすドキュメンタリー映画祭」の事務局代表・中山和郎さんでした。今年で2回目の「うらやすドキュメンタリー映画祭」。第1回目は震災で延期になるなど、歩み出したばかりで、長年ドキュメンタリー映画祭を継続されているお二人にお聞きしたいことがたくさんあるという感じでした。
一人でコツコツと上映会を続けてこられた藤崎さん。上手に周りを巻き込んで形を変えながら上映会を続けてこられた飯田さん。それぞれに違う点と共通する点があると思いました。

私はお二人とも映画祭を開催することを楽しんでおられるように思いました。継続の秘訣は楽しめるかどうか、なのではないでしょうか。映画祭の案内のハガキや手紙を送る時に、相手の顔が浮かんで一言添えてしまうというのも、分かる気がしました。
私も、当時住んでいた戸田市で「べてるの家」の上映会「そのまんまが大好き上映会」を10年続けて、とても楽しい思い出になっています。懐かしいなぁ~!

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