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沖縄と言ったら「石敢當」   [私の旅物語]

沖縄を歩いていると「シーサー」も目に付くけれど「石敢當」も目に付きます。
沖縄には「石敢當」という苗字の人が多いんだなぁ~と思ったという話は、よく聞く話ですが、私も最初はそう思いました。いかにも、沖縄の苗字のような「石敢當」ですが、魔よけだそうです。

260 石敢當.jpg

確かに、場所は少し変だけれど表札に見えなくもない「石敢當」

262 石敢當.jpg

沖縄らしい植物に埋もれるような「石敢當」
この「石敢當」は、道が二股になっている塀に埋め込まれるようにありました。

261 石敢當.jpg

なんでこんな場所に? と思う頃から、これは表札じゃないでしょう・・・と思い始めます。
第一、なんと読むのかも分からない・・・。

263 石敢當.jpg

こういう場所にあると、もしかして、沖縄のお地蔵さまみたいなもの?
地元の方に質問すると、「いしがんとう、ね?」と、初めて読み方が分かります。

「石敢當」は魔物を倒すためのものだそうです。バリ島では地面の下に魔物が住んでいるというけれど、沖縄の魔物は走り回っているらしいのです。なんとなく、沖縄らしい・・・。
なぜか、魔物は曲がるのが下手で、柱や道の角や二股になっている壁とかに「石敢當」があると、それに激突して砕け散ってしまうそうです。だから、目に付く場所にあるのですね。

沖縄へ行っている間は、新聞もテレビも見なかったので、戻ってきて「首相、再稼動決断へ」という新聞の見出しを見てびっくり! まさか、そんな方向に・・・と思いながら、私が想像しているよりも、もっと、もっと、悪い方向へ事態は進んでいって止まりそうにないのだと思いました。後頭部がどんより重くなって、心も重くなっています。

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