一人暮らしは寂しい

昨日、たまたまお二人の独り暮らしの方と電話でお話をしました。お一方はお見舞いも兼ねてお送りしたお菓子のお礼の電話。もうお一方は３月に京都へ行くのでお会いしたいという連絡を差し上げました。

圧倒されるほどのパワーで病気と闘っている大先輩は「（こんな症状は）自分一人かと思うと気持ちがしぼんでしまう時があるんだよ」と。
気ままな一人暮らしを満喫している大先輩からは「一人の食事はいやだわ。これはどこどこのとか、どう料理したとか、話をしながら食べたいわ」と。
そして続いたのは「一人暮らしは寂しい」という言葉。頷きながら、もっと頻繁に電話をするように心がけようと思いました。

そして、一人暮らしをしていた大先輩の訃報も届きました。活躍の場所だった東京を離れ、地方の地域医療の充実している地に引越しをされた時から、自分の最期のイメージを持たれていて、そのイメージ通りの最期を全うされたのだと想像しています。信頼していたドクターに看取ってもらったようです。
良いお手本を見せてくださってありがとうございますと思っています。生きていく上でのお手本は、両親以外も教えてくださる。人生の先輩としてできることの一つなのだろうと思うけれど、自分がそれをできるかというと、首を横に振らざるを得ない状況です。



昨日撮影に失敗した「東石楠花」の蕾です。
古いCybershot「DSC-S50」の接写モードで撮り直しました。中古で買ったのですが、随分、活躍してくれています。



石楠花の花の終わった後、茎の部分を取り除かないと、翌年花を付けません。この写真を見ると、花が終わった後、横に枝が伸びて、その先に葉が出て、花芽が付くことが分かると思います。花が咲いた後、そのままにしてしまうと、この脇に芽が伸びるチャンスを奪ってしまうのです。

今日は浅草のヨーガ勉強会。その後は陶芸サークルに参加の予定。日曜日は撮影なので、そのことをあれこれ考えながら過しています。

コメント 2

柔軟な心がなかったらせっかく先輩方が教えて下さっていることを気がつかずに過ごしてしまうかもしれない。やさしい気持ちを持っていたいと思います。
by れもん (2012-01-28 19:19) 

お線香も不要と言っていたそうで、その通りに皆さんがしているそうです。
一人身の方でしたが、周りの方々がご本人の意思を守っていて、それもお人柄なのでしょうね。
by 森田惠子 (2012-01-28 22:58)