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ドキュメンタリー映画「ちづる」を見に・・・   [私の映画観]

昨日は訪問看護ステーションで看護師をしている友人と待ち合わせて、久しぶりに「ポレポレ東中野」へ。話題の映画「ちづる」を見に行ってきました。

「妹が僕に映画を作らせた。」というキャッチコピーからも分かるように、「ちづる」は立教大学現代心理学部映像身体学科の卒業制作として完成した作品。自閉症と知的障碍を持つ妹さんと、母と自分にカメラを向けた作品です。

妹の障碍のことをカミングアウトできないでいた兄は、妹を撮ることを通して、母に、自分に、出会って気付いていく。妹のことを話して差別されるのを恐れていた自分こそが、差別する側になっていたことを! ちづるさんはとても可愛らしい妹さんでした。
一緒に出かけた友人と共通の友人に自閉症のお子さん(すでに成人しているお嬢さん)がいて、私たちは彼女を身近に見ていたので、強いこだわりなどは普通のことで、少し受け止め方が違うかなぁ~と思いました。逆に、自閉症と知的障碍のあるお嬢さんを立派に自立へ向けて育てていった友人を、改めてすごいな! と思いました。

生まれた時からテレビがあるどころか、ビデオカメラで成長を記録されて育った世代の人たちと、私とではビデオカメラに対する感じ方が随分異なっていることでしょう。
写るということと、撮るということは違うと、私は思っています。カメラを据え置きにして、母と自分の会話を記録しているカットが何カットか出てくるのですが、ちょっぴりひっかかりました。
今時のカメラは優秀だからスイッチを入れれば確かに写る。機材が簡便になったことは良いことだけれど、そこで考えなければならないこともあるように感じています。


431 野路菊.jpg

今日の画像は「野路菊」。
実家に戻った時から地植えのままになっている菊。西側のお隣との間にある細い道沿いに咲いています。その名の通り“野路の菊”です。


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