SSブログ

日差しが奥まで届くようになりました!    [小心翼翼]

日が暮れるのも遅くなりましたが、朝、部屋の奥の方まで日差しが届くようになりました。
少しずつ春が近づいてきています。

112 マグカップ.jpg

今朝の日差しです。
手作りのカップでいただく朝のコーヒーは格別です。
日差しの中に湯気が溶けてゆきます。
慌ただしい一日の中で一息つく時間。日差しが奥まで届くようになって、しかも今日は気温が少し高くなったので、とても暖かく感じました。
大雪で大変な思いをされている皆さんには申し訳ないのですが、関東は連日晴れています。

今日は午前中はワークショップの資料作りに取り組んでいました。
16日から再び新潟柿崎で「記録映像製作ワークショップ」を行います。
全6回のうちの、3・4回目。

資料作りは終わらなかったけれど、午後から「シネマヴェーラ渋谷」まで出掛けて、柳澤寿男監督の『ぼくのなかの夜と昼』を見てきました。
招待券をいただいたのと、山形の上映会に出掛けて障碍をお持ちのお子さんの親御さんたちとお話する機会があるので47年前の作品を見ておきたいと思いました。
映像作品として興味深い部分もありましたし、47年前から変わっていないこともあれば、随分違うと感じた点もありました。

仙台西多賀病院で生活する筋ジストロフィーの子供たちはなんと130人。
院内学級で学ぶ姿や診断が下りて入院生活を始める幼いお子さんと親の姿、亡くなる子供、カメラが葛藤しながら撮影していることを感じました。
厚生省や企業から製作費拠出を断られた柳澤監督が55,000通も手紙を書き、製作費を自ら集めて完成させた作品。

不治の病に侵された子供たちの生きる意味や学ぶ意味を問う視点は『姫と王子たち 0歳から100歳まで』と変わらないものを感じました。
周りの人たちの人生を深め豊かにする・・・。
学ぶ力が問われているのは健常者と言われる私たちの方なのです。

nice!(20)  コメント(6) 

nice! 20

コメント 6

KENT0mg

入院中に色々なジャンルの映画を観ることができたので、珍しく映画熱が上がってきました。
柳澤寿男監督、インプットしておきます。
by KENT0mg (2018-02-13 21:52) 

森田惠子

KEMT0mgさん>内臓は元気な入院生活だから映画三昧も可能ですね。
今年は新年早々いろいろ大変でしたね。
悪運は全部使い果たし、この後は良いことばかりになりますように!
by 森田惠子 (2018-02-13 22:27) 

riverwalk

夜明けの日差しの中で飲むコーヒーはいいですね。
体が温まりそうです。
学ぶのは健常者の方ですね。わかる気がします。
by riverwalk (2018-02-13 23:26) 

森田惠子

riverwalkさん>陶芸を始めてから、自分で作った器というのは自分の手にとても合うサイズになるのだなぁ~と思いました。
「手取り感」ということばも陶芸を始めて知りました。
学ぶことはたくさんあるのだと思っています。
by 森田惠子 (2018-02-14 07:05) 

shinobu

こんな記事がありました
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20180202-OYTET50019/
by shinobu (2018-02-14 08:17) 

森田惠子

shinobuさん>医ケア児の数は医療の進歩と共に増え続けると思います。
高齢者と違って変化が激しい、自ら訴えられないなど、看護師さんやサポートするスタッフも専門的な知識や能力を求められ、大変なお仕事だと思います。
by 森田惠子 (2018-02-14 18:44) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。