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最後の窯出し   [陶芸薀蓄]

陶芸サークルは4月の末で退会したのですが、制作途中の作品があって、先週、釉薬を掛けて、窯詰めをして、昨日は窯出しでした。

312 最後の窯出し.jpg

写真をクリックすると少し大きく表示されますので、関心のあるの方は大きくしてご覧ください。
相変わらず食器類など小さな作品ばかりです。
向かって左側から時計回りに説明します。

中鉢 : 再生土に黒化粧土刷毛塗り、ビードロ下釉とビードロ釉全掛け
片口2点とぐい呑み3点 : 再生土・ロクロ・わら白と織部をブレンドした釉薬全掛け
珈琲カップ3点とスープカップ1点 : 益子の赤土・ロクロ・鉄赤全掛け
木の葉の板皿 : 再生土・板作り・溝と縁に弁柄筆塗り・アメ釉全体掛け
湯飲み : 再生土・時間がなくてわら白織部全掛け
猫の置物 : 残土で手捻り・アメ釉掛け
湯飲み2点 : 益子赤土・アメ釉全掛けの上にわら白の縁部分掛け

わら白と織部をブレンドした釉薬は、指導してくださっている平川清一先生がブレンドしてくださったオリジナル釉薬。白い土なら青磁風になり、人気の釉薬です。電気の窯で青磁風の色を出すのは難しいのです。

今回も再生土をたくさん使っています。お金が掛からず有難いのですが、再生土だと、土味、土色がどうなるか分からないので、私の場合は無難なものを作るとい選択をしてしまいます。時々、不純物が入っているというトラブルもあってガッカリすることもあるからです。
再生土とは、皆で残った土を持ち寄って土練機に掛けて再生させた土のことです。利用しているアトリエに土練機があるので活用しています。やはり、土の特徴を生かす作陶も魅力だと思います。

また、グループ展もしなくなっていたので、作品作りがワンパターン化していました。作品展があると、展示のことを考えて大きな作品作りにチャレンジしたり、焼成を変えたり、テーマを決めて作品の構成を考えて作陶するので、大変な部分もあるのですが楽しいし充実感を味わえます。

私は身の回りで使うものは自作でまかなえるようになったのと、やはり引越しをして夜の時間に出掛けていくのが大変になりました。陶芸自体は好きなので、また、機会があったらやってみたいと思っています。なにしろ、道具は揃っているのですから・・・[わーい(嬉しい顔)]

昨日は、五つの予定があって、時間に追われて猛暑の中を移動しました。
さすがに疲れた感じで、今朝は食欲も湧きません。
今日も猛暑! 皆さんも体調管理に気をつけてお過ごしください。

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sig

陶芸のことは知りませんが、色合いもよく、使い良さそうで、みんな名作ぞろいだと思います。猫の箸置き、かわいいですね。
by sig (2013-08-11 17:37) 

森田惠子

sigさん>ありがとうございます!
陶芸を始めたばかりの頃は、削りがうまくできなくて、重い物が多かったですね(笑)

猫の箸置きや置物は、最後に余った土を生かせるので良く作りました。
そのうちに披露しま~す!

by 森田惠子 (2013-08-11 18:29) 

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