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『ベリー・オーディナリー・ピープル』上映会のご案内    [上映情報]

久しぶりに『ベリー・オーディナリー・ピープル 予告篇シリーズ』の上映会があります!
1995年に『ベリー・オーディナリー・ピープル』の「予告編その1」が誕生してから、私自身も一時期、同じマンションに住む友人たちと一緒に毎年上映会を催していました。

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[イベント] 第1回『ベリー・オーディナリー・ピープル 予告篇シリーズ』上映会[イベント]
日時 : 2019年1月24日(木) 18:10~
場所 : 鶴見公会堂 7階1・2号室
参加費 : 700円
上映作品 : 予告篇その1 『ようこそ べてるの家へ』 
         予告篇その7 『96・秋・スケッチ オブ 浦河』

[イベント] 第2回『ベリー・オーディナリー・ピープル 予告篇シリーズ』上映会[イベント]
日時 : 2019年2月28日(木) 18:10~
場所 : 鶴見公会堂 6階3号室
参加費 : 700円
上映作品 : 予告篇その2 『3度の飯よりミーティング』

詳細は画像を大きくしてご確認ください。

この『ベリー・オーディナリー・ピープル』予告篇のシリーズは「その8」まであります。
北海道浦河町(『小さな町の小さな映画館』に登場する「大黒座」のある町)にある、精神障碍者の生活拠点「べてるの家」を撮影した作品です。

その頃はクラウドファンディングなどなく、「映画を作りたい!」という有志の方たちの善意で集まったお金で「予告編を作って映画作りの資金集めの全国行脚をしよう!」ということになったのです。
スタッフもノーギャラ。私は経費節約のためにロケ地には出掛けず、テロップ(画面の文字情報)を全部手書きました。よたよたした文字が、べてるの雰囲気にピッタリということで好評[わーい(嬉しい顔)]でした。撮影は岩田まき子さん。

その当時、映画を作るには桁違いの大金が掛かる時代で、仕事の合間を縫ってロケ隊が出かけると毎回新しい問題が持ち上がっていました。
「映画を作るより、その時、その時の「べてるの家」をそのまま作品としてまとめたい!」と四宮鉄男監督が言い出して、なんと「その8」まで完成したのでした。
ちょっと手伝うつもりだった私は毎回手書きの文字を書き、編集の手伝いをし続けることになり、四宮監督がロケに出られない時は現地に出掛けたりしました。「べてるの家」皆さんとの出会いがなかったら、今の私はなかったと思っている貴重な出会いでした。

『ベリー・オーディナリー・ピープル 予告編』のシリーズは著作権フリーです。
残念ながらビデオ時代の作品ですが、ビデオからDVDに変換するなどして、今でもこのようにして上映会が催されています。
お近くの方は是非お出掛けください! 自分の生き方を再考する機会になると思います。

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