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鳥取美味日記    [私の旅物語]

どの方にとっても、旅の醍醐味の一つにその土地でしか味わうことのできないものを食するということがあると思います。
旅に出る前にあれこれ検索して準備を整える方も多いと思いますが、やはり地元の方の情報ほど確実なものはないでしょう。

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今回の鳥取の旅の美味スタートは羽田空港の「アカシア」の「ロールキャベツ」でした。
ここの「ロールキャベツ」はクリーム煮なんです。
新宿「アルタ」の裏に古くからあるお店「アカシア」の「ロールキャベツ」は、私にとって青春の思い出の食べ物なのです。

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一緒に頼んだのは「ポテトコロッケ」
本当は「カキフライ」が食べたかったのだけれど、5~6の盛り合わせの「カキフライ」を完食するのは無理だし、だからと言って「アカシア」で「ロールキャベツ」なしという選択はなかったのです。

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鳥取最初の夜は、2017年に撮影で伺った時に2日連続でおじゃました「てんまり」へ。
「てんまり」は元の場所から1本道違いに引っ越しをされていました。
「鳥取駅」のすぐ近くの良いお店です。
鳥取名物の盛り合わせ。「ラッキョウ」 「イカの麹漬け」 「豆腐ちくわとアゴちくわ」 「西瓜の漬物(奈良漬みたいなもの)」 「ホタルイカの醤油漬け」(時計回りで紹介)。

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お酒は「鳥取」の銘酒飲み比べセットを最初に頼みました。
もう一度頼めば、また違う鳥取の地酒を飲み比べることができます。
気に入った地酒が見つかったら、指定して注文できます。
お燗、常温、冷やと美味しい飲み方もアドバイスして貰えます。

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海なし県から出掛けた私は「お刺身の盛り合わせ」をワクワクしながら頼みました。

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次に頼んだ「鳥取名物盛り合わせ」の中で一番気にった「豆腐ちくわ」の単品。
豆腐のふわふわ感を残したまま白身魚で作る「ちくわ」です。
飛魚(通称アゴ)作られる「アゴちくわ」も有名です。

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最終日にご案内いただいたのが「出石(いずし)皿そば」でした。
「出石(いずし)焼き」という焼き物の存在も知らず不勉強でした。
普通の陶器は土物(つちもの)と呼ばれ粘土から作られるのですが、「マイセン」などで知られる焼き物は「磁器土」と呼ばれる「石の粉」から作られます。

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「出石焼き」も磁器土で作られ、白さが特徴の焼き物です。
その白いお皿に盛られて供されるのが「出石皿そば」」なのです。最初に出てきたのは5皿。
細目のシャキシャキしたそばは喉越しがよくて、つるりと食べられます。美味!

幾つになっても知らないことに気付かされるのは旅の醍醐味。「出石焼き」は全く知らなかったし、「出石皿そば」も全く知りませんでした。
ご案内くださった地元の方に感謝しかありません。

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