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昔ながらのお店「かどや」    [小心翼翼]

小学6年生の時に大宮に越してきた私。
当時の大宮駅西口は東口に比べると駅前の通りに商店が並んでいるだけの寂しいものでした。
祖母の姉が熊谷に住んでいて、時々、我が家に遊びに来る時はその通りにある「くだものやさん」で「バナナ」を買って持って来てくれました。
当時の「バナナ」は高級品で、きれいな包装紙に包まれ紐で結ばれていました。

090 かどや.jpg

大きな転居のお知らせの貼られている「かどや」さん。
再開発になって、昔ながらの商店はほとんど姿を消してしまいました。
ずっと、商いを続けていた「かどや」さんの転居先は15メートル先でした。

看板にお団子の絵が描かれていたので、母は「だんごやさん」と呼んでいました。
入院した母が「だんごやさんの干ぴょう巻きを食べたい」と言ったのは亡くなる2日前のことで、翌日買って病室を訪れると「食べたくない」と言って「おいしいから、食べなさい」と言うので、買って行った「干ぴょう巻き」を食べた思い出があります。

091 かどや.jpg

暮れに訪れた時に転居するため仮店舗のような営業をしていたので、気になって尋ねました。
旧店舗の大きな矢印に沿って脇の道を歩いて行くと、すぐに、なつかしい「だんご」の絵が目に入りました。

092 かどや.jpg

お客さんが居たので店内は撮影しませんでしたが、すぐのところで開店されていて嬉しくなりました。
もちろん「干ぴょう巻き」を買って、開店のお祝いをお伝えしました。

「かどやさん」のサイトはこちら↓
https://odango.co.jp/

昔の駅前の商店街には「カメラ屋さん」もあって、現像に出すと受け取りの時に写真を広げて、「もうちょっと、大きなサイズで撮るといいよ」とか、「こっから光線が来ているでしょう、そういう時はね・・・」と色々アドバイスをしてくれました。
個人情報もあったものではありませんが、当時はそんなものだと思って、次はこう撮ってみようなどと思ったものでした。

地元はもちろんのこと、出かけた先でもできるだけ「個人商店」で買い物や飲食をするように心がけています。
今はどこに出かけても駅舎は似たり寄ったり、駅の周りは全国展開しているチェーン店ばかり。特徴がなくなってしまいました。再開発ではなく街を壊しているような気がしてなりません。
また「だんごやさん」に買いに行って、仏さまにお供えしようと思っています。

今日はいつもの「ゆるりヨーガ」の日。
先日の定例研修会で体験した「アーンジャネャー・アーサナ」を行ってみました。
「きつい~!」という声もあれば、「じっとしているのに(筋肉が)ブルブルした」という声もあり、にぎやかで楽しいヨーガになりました。

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dryas

 コチトラは高校生時代迄は熊本市で、大学生時代は鹿児島市で、就職先は東京三鷹に1.5年、横須賀市に28.5年、転職してひたちなか市に11年で、その後(定年退職後)もズーットひたちなか市で~す!(^o^)
 東京勤務の時新所沢の独身寮に半年位、横須賀勤務の時の独身時代は横浜磯子区の独身寮に、結婚後は横須賀市の社宅に、ひたちなか市に転職してすぐ第一の人生の退職金で現在の自宅を建てて、もう20年位になりま~す!!(^O^)
 高校生時代までは(今は無き)「えびす堂」という実家の和菓子屋でおダンゴも売っておりましたヨ!!!(*^O^*)
by dryas (2020-01-23 15:44) 

森田惠子

dryasさんのご実家は和菓子屋さんだったのですか~!
和菓子屋さんは、誕生の時のお赤飯とか人生の節目節目でお世話になりるお店ですね。
私の高校時代の友人の一人は秩父の「玉木屋」という和菓子屋さんに嫁いでいます。
秩父に行くと必ず寄ります。
by 森田惠子 (2020-01-23 16:41) 

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