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福知山に寄り道①    [私の旅物語]

翌日、上映会場のある京都府綾部市志賀郷へ向かいました。
最初は大阪の友人宅に泊めてもらって、山陰本線で「綾部駅」に出て、そこから路線バスに乗ろうと思っていたのですが、なんと友人が車に乗せてくれることになったのです。

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「福知山シネマ」です。
知らない町に行く機会に恵まれたら、その町に映画館があるか調べて、あれば訪れて、できれば映画を見たいといつも思っています。
初訪問です。

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今回は残念ながら映画を見る時間がありませんでしたが、話で聞いていた「福知山シネマ」を見ることができました。

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ウロウロしていたら、中からスタッフの方が出てきました。
ここで、名刺入れを忘れてきたことに気付きました。
私の作品を掛けてくださるような映画館ではありませんが、名刺だけでもお渡ししてご挨拶できればよかったのに・・・。

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「福知山シネマ」の隣にある「まちのば」
古本と珈琲のお店「モジカ」がステキな場所だったと教えてくれたのは友人です。
「青春18切符」で福知山を訪れた時、とても暑くて喫茶店を探して入ったそうです。

1294 まちのば.jpg

「まちのば」はその名の通り「町」の「場」のようです。
1階の「コミュニティスペース」は多目的のレンタルスペースで情報発信基地を目指しているようです。このスペースでは映画上映もしているそうです。
良いなぁ~! こういう場所が近くにあったら通い詰めることになりそう!

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町が寂れて姿を消すのは「映画館」と「本屋」
そして、私はなくなってほしくない!と願っていますが、勝手にこちらが思っても経営している方にも生活があります。

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そして、2階が古本と珈琲のお店「モジカ」です。
本好き、コーヒー好きにはたまらない、静かな時間とほんの少しの交流が魅力のゆったりした空間です。

1295 モジカ.jpg

友人は気になる本のコーナーでかがみこんでいます。
私は「ガロ」のバックナンバーを見つけて手にしました。「ガロ」は非売品でした。
友人が「ガロのバックナンバーを要らない?」と言っていたのを思い出して、あの「ガロ」はどうなったのだろうと思いました。

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注文したのは「ハニートースト」
今回は忘れずに撮りました!
しばらく、広々とした空間でゆったりとした時間を過ごしました。

帰りがけにレジで『まわる映写機 めぐる人生』のチラシをお渡しすると、なんと「タガヤシシネマ」から届いたという『まわる映写機 めぐる人生』のチラシが置いてありました。
お礼を言うことができて良かった!
それにしても、名刺入れを忘れたのは反省です。

「福知山シネマ」のサイトはこち→ http://www.fukuchiyama-cinema.com/
「まちのば」のサイトはこちら→ http://machinova.com/
「古本と珈琲 モジカ」のサイトはこちら→ http://www.machinova.com/mozica/

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コメント 10

katakiyo

本屋さんの廃業が続くこの時代頑張ってほしいです。
by katakiyo (2019-10-06 17:15) 

アニマルボイス

「ガロ」ですか・・・
白土三平、水木しげるの両巨頭のほか、つげ義春、佐々木マキ、つりたくにこ、村野守美、勝又進、楠勝平、林静一、滝田ゆう・・・懐かしいです。
(私にとっては)どんどんつまらなくなっていった「カムイ伝」でしたが、ここまでつき合ったのだからと意地になって読み続け、確か1970代のはじめ頃終わったときに卒業しました。
by アニマルボイス (2019-10-06 18:13) 

森田惠子

katakiyoさん>町の本屋さん、なくなりましたね。
ネット注文される方が多いのでしょう。
私は本は手にしてから注文したいと思っています。
大型の書店も減りそうなのでわざわざ本屋さんで注文しています。
by 森田惠子 (2019-10-06 21:47) 

森田惠子

アニマルボイスさん>「ガロ」と言って通じる人も少なくなりました。
映画にまつわる三部作のポスターやフライヤーに使っている絵は、「ガロ」に描いていた鈴木翁二さんのものです。
翁二さんが『小さな町の小さな映画館』の主人公「大黒座」のある浦河町に住んでいて、「大黒座」を応援していることからご縁ができました。
by 森田惠子 (2019-10-06 21:51) 

riverwalk

映画館のすぐ隣にこういう店があると入ってしまいますね。
雰囲気があって、つい長居しそうです。
映画を観る前に飲む珈琲は格別な気がします。
by riverwalk (2019-10-06 21:59) 

森田惠子

riverwalkさん>とても居心地の良い「モジカ」さんのファンになりました。
また、福知山へ行く機会があったら、映画を見て、「モジカ」でまったりしたいです。
by 森田惠子 (2019-10-06 22:11) 

アニマルボイス

鈴木翁二さん、なんとなく記憶にあります。確か水木プロでアシスタントもしていた人ですよね。フアンだったわけではありませんが、同年代で同郷(愛知県)の人だったというぼんやりした記憶があります。
今は浦河ですか。もう何十年も前にシンザンに会うために谷川牧場に行ったことがあります。
by アニマルボイス (2019-10-06 22:22) 

プー太の父

福知山にも映画館が残っていたんですね。
私が20代のはじめに、初めて通った福知山は
なにか地方にある小さな町のような印象が残っています。

小学生のとき私は北海道宗谷地方の最北の村に住んでいたので
文通友達の住む福知山は外国のような遠い街に思っていました。
ですから福知山を通ったときの感激は特別なものがありました。
映画館の前に私が3日前に観た洋画、アド・アストラの
ポスターが見えますね。嬉しいです (*^-^)
by プー太の父 (2019-10-07 06:57) 

森田惠子

アニマルボイスさん>翁二さんは愛知の出身ですが、お連れ合いが浦河町の出身で、随分長く浦河に住んでおられます。
翁二さんの作品「オートバイ少女」は映画にもなったと聞いています。
by 森田惠子 (2019-10-07 08:47) 

森田惠子

プー太の父さん>インターネットで世界中とつながれる時代なんて、子どもの頃は想像もできませんでしたね。
文通が流行っていたのも、遠いところにはなかなか行けない、見られない、どんなところだろう…と想像が膨らみました。

昔は1番館2番館とフィルムが送られて行って地方の小さな映画館には半年ずれて届いたそうです。
デジタル化になって、全国で一斉に同じ作品が公開されるようになり、本当に大きく変化しています。
福知山は今はさびれているけれど、昭和の時代はこの辺りの中心地として栄えていたのだと思います。
by 森田惠子 (2019-10-07 08:53) 

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