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浦河ひがし町診療所訪問    [私の旅物語]

次に向かったのが「浦河ひがし町診療所」でした。
撮影当時は浦河赤十字病院の精神科医だった川村敏明先生が開業された診療所です。
診療中でしたが、待っていて!ということで、久しぶりに川村先生とおしゃべりができました。
楽しかった[わーい(嬉しい顔)]

202 ひがし町診療所.jpg

「浦河ひがし町診療所」です。
野塚国道から「浦河赤十字病院」へ向かって折れる角に建っています。

203 ポスター.jpg

診療所の前には「大黒座」のポスターを貼るスペースが作られています。
初めて、このスペースを見た時はすごく嬉しかった!
川村先生も、メンバーも、「大黒座」で映画を見ています。
川村先生は『まわる映写機 めぐる人生』も見てくださいました。

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受付です。

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受付の左の奥の奥に診察室があります。

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手前の丸いコーナーには薪ストーブがあって、おしゃべりをしながら診察を待つたり、一人隠れるように診察を待つこともできます。

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こちらは一人で待ちたい人用のコーナー。

207 ○.jpg

あちらこちらにメンバーの作品がたくさん飾ってありました。

209 絵画.jpg

プロ級の作品もありました。

210 軽トラ.jpg

そして、訪問診療に出掛ける時に川村先生が使っている軽トラ。
軽トラにスコップを積んで診察に出掛ける精神科医は、きっと、川村先生だけでしょう。

久しぶりにお会いした川村先生は、ずっとホッホッホッと笑いながら喋っていました。この笑い声を聞くだけで楽しくなって明るい気持ちになります。
東大に出掛けて講演したこと、赤ちゃんを預かっていてお風呂に入れるのが毎日の一番の楽しみだということ、襟裳に建設した高齢者施設が3月に開所を迎えること、襟裳で楽しいことが始まりそうだと施設の写真を見せてくれました。

川村先生が襟裳でやろうしていることは居場所作り。
地元の皆さんが、「なんだか、あそこは楽しそうだぞ!」と覗きに来る、そのうち寄り道するようになり、色々な人が関わってくれるようになることを目指しているとのこと。
「ピザ窯もあるんだ。オーシャンビューなんだ。裏の土地も借りられそうなんだ」と、どんどん夢が膨らんでいるようでした。

診療所のデイケアでは「縄文式子育て」を試みているとのこと。
川村家で預かっている赤ちゃんは日中はデイケアに来ていて、お母さんと会っているけれど、その場に居て赤ちゃんを世話したい人が世話をすればよいのだと。
縄文時代でなくても、つい最近まで身近な人たちが子育てを助けていました。今は孤独な子育てで子育てを楽しいと感じられないお母さんが居る。
たくさんの人に可愛がられて育ったら良い子になる! と私も思っています。今や川村先生はじいじの気持ちになっていました。
「余裕あるんだぁ~!」と言いながら笑うので、ばあばの私も頷くばかりでした。

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riverwalk

暖かい感じのする診療所です。
楽しい先生ですね^^
by riverwalk (2019-02-22 00:04) 

森田惠子

riverwalkさん>私が意識して「先生」と呼んでいる方のお一人です。
川村先生の話は本質をついているのに楽しいのがいいなぁ~!と。
完成した高齢者施設を見に出掛けたいと思っています。
by 森田惠子 (2019-02-22 10:32) 

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