SSブログ

「長野松竹相生座」へ    [私の旅物語]

「かきざき映画祭」の上映開始が10時からなので、上映には立ち会いたいので前日入りすることにしました。
同じ上越市ですが、「高田世界館」のある高田に泊まる計画を立てて、まず最初に訪問したのが「長野松竹相生座」でした。

1090 アーケード.jpg

「相生座」のあるアーケード街。
長野駅から歩くと15分以上掛かりますが、この日は涼しかったのと、知らな街を歩くもの良いかなと思ってゆるゆる歩くことにしました。

1091 相生座.jpg

アーケードから凹んだような形で映画館があります。
歴史は古く、120年くらい前に活動写真を上映した「千歳座」が前身。
現在の「長野松竹相生座」と「ロキシー1・2」になっています。

長野は映画館で映画を見る文化が根強く残っている稀有な場所だと私は感じています。
詳しいことを知りたい方は、「長野のまちと映画館 120年とその未来」小林竜太郎著・光竜堂刊を参考にしてください。

1092 ポスター.jpg

田上支配人にも久しぶりにお会いできて、新作の資料をお渡しすることができました。
イベントのようなかたちでも上映して頂けると嬉しいなぁ~と思っています。
お盆などに故郷に帰った人が家族と一緒に映画館で映画を見る長野の町で、『小さな町の小さな映画館』 『旅する映写機』 『まわる映写機 めぐる人生』を上映して貰えたら・・・。

1093 ポスター.jpg

建物の中心の飛び出た部分がチケット売場で、3スクリーンのそれぞれのチケットを買って、左右に分かれて観客は建物の中へ入ってゆきます。
左側に入ってすぐに貼ってあったポスター。

1094 着物.jpg

そして、更に奥に展示されていた着物。
えっ! と思って、吸い寄せられるように近付くと・・・。

1095 着物.jpg

なんと、飛行機の柄でした。
こういう時代もあったのか! と思いました。
それと同時に、作品ひとつひとつに愛情を掛けて上映していることを感じました。
だからこそ、厳しい中でも残り続けることができているのだと思いました。

「長野松竹相生座」「ロキシー1・2」のサイトはこちら↓
http://www.naganoaioiza.com/

nice!(28)  コメント(2) 

nice! 28

コメント 2

riverwalk

無事おかえりになられたんですね。
若い頃は、よく近くの映画館に行ったのを思い出しました。
休みに入る前の夜にオールナイトによく行きました。
「ロッキー」とかの時代です。
一ヶ月に一回くらいは行っていた記憶があります。
でも、いつからか回数が激減し、行かなくなりました。
その小さな映画館はまだあります。今度行こうと思っています。

by riverwalk (2018-08-20 23:15) 

森田惠子

riverwalkさん>無事に予定をこなして帰ってきました!
シネコンのお陰でスクリーンの数は増えているのですが、町の小さな映画館は減り続けています。
ぜひ、小さな映画館で映画を見てください。
一番の応援になりますから・・・。
by 森田惠子 (2018-08-21 09:52) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。