2018年初の窯出し [陶芸薀蓄]
電気の窯が主流になっている中、ガスの窯を使うというのが魅力で再開した陶芸。
温度が上がらず、焼き直すというハプニングがありました。
釉薬を掛けた状態です。
どんな釉薬を掛けたか、メモをしておかないと何が何だか分かりません!
窯出ししてひとまず並べて撮りました。
木の葉型板皿です。
木の葉型は好きなのでよく作ります。
今回は最後に少し還元焼成をしました。
陶芸の焼成には「酸化焼成」と「還元焼成」があります。
電気の窯は「酸化焼成」で、ガスの窯だと「還元焼成」が可能になります。
酸化焼成だと緑色に発色する「織部」ですが、周りが赤くなっているのは「還元焼成」を行った結果です。思いがけない色合いになりました。
下段に入れていた「織部」の片口セット。
下段だったため温度が上昇せず還元焼成の影響を受けず緑色に発色しました。
「黄瀬戸」ということで施釉したのですが「黄いらぼ」風になってしまいました。
私の参加しているサークルでは、ご指導してくださっていている先生が自ら釉薬の調合をしてくださるので、時々こういうことも起こります。
「黄いらぼ」の特徴はこのように釉薬が流れて表情が出ること。
「鉄釉」に「チタン釉」を部分掛けした中鉢。
「鉄釉」も「還元焼成」の影響でいつもより黒ぽく発色しました。
こちらも「鉄釉」に「チタン釉」を部分掛けした片口のセット。
友人夫妻にプレゼントするつもりで作ったのですが、高台の部分に釉薬が垂れてしまいました。
これでは残念ながらプレゼントできないですね。
「鉄釉」に「チタン釉」の部分掛けは釉薬が流れてとても美しいのですが、釉薬の濃度、掛け方に注意が必要なことも分かりました。
「鉄釉」を厚掛けすると赤く発色するので、その色を生かそうと作った「柿型小鉢」
残念ながら柿の色とは異なる発色になってしまいました。
裏はこのようにして柿の実のイメージだったのですが・・・。
簡単板作りの丸皿。
呉須で描いて透明釉を掛けました。
前々回お休みしたのでほぼ2回分の素焼き作品の窯出しになりました。
何度経験しても窯出しはドキドキ! そして、毎回失敗があり、反省があります。
物づくりは思い通りにいかなかったり、失敗や反省があるのが楽しいと思っています。
温度が上がらず、焼き直すというハプニングがありました。
釉薬を掛けた状態です。
どんな釉薬を掛けたか、メモをしておかないと何が何だか分かりません!
窯出ししてひとまず並べて撮りました。
木の葉型板皿です。
木の葉型は好きなのでよく作ります。
今回は最後に少し還元焼成をしました。
陶芸の焼成には「酸化焼成」と「還元焼成」があります。
電気の窯は「酸化焼成」で、ガスの窯だと「還元焼成」が可能になります。
酸化焼成だと緑色に発色する「織部」ですが、周りが赤くなっているのは「還元焼成」を行った結果です。思いがけない色合いになりました。
下段に入れていた「織部」の片口セット。
下段だったため温度が上昇せず還元焼成の影響を受けず緑色に発色しました。
「黄瀬戸」ということで施釉したのですが「黄いらぼ」風になってしまいました。
私の参加しているサークルでは、ご指導してくださっていている先生が自ら釉薬の調合をしてくださるので、時々こういうことも起こります。
「黄いらぼ」の特徴はこのように釉薬が流れて表情が出ること。
「鉄釉」に「チタン釉」を部分掛けした中鉢。
「鉄釉」も「還元焼成」の影響でいつもより黒ぽく発色しました。
こちらも「鉄釉」に「チタン釉」を部分掛けした片口のセット。
友人夫妻にプレゼントするつもりで作ったのですが、高台の部分に釉薬が垂れてしまいました。
これでは残念ながらプレゼントできないですね。
「鉄釉」に「チタン釉」の部分掛けは釉薬が流れてとても美しいのですが、釉薬の濃度、掛け方に注意が必要なことも分かりました。
「鉄釉」を厚掛けすると赤く発色するので、その色を生かそうと作った「柿型小鉢」
残念ながら柿の色とは異なる発色になってしまいました。
裏はこのようにして柿の実のイメージだったのですが・・・。
簡単板作りの丸皿。
呉須で描いて透明釉を掛けました。
前々回お休みしたのでほぼ2回分の素焼き作品の窯出しになりました。
何度経験しても窯出しはドキドキ! そして、毎回失敗があり、反省があります。
物づくりは思い通りにいかなかったり、失敗や反省があるのが楽しいと思っています。
2018-03-24 18:43
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コメント(2)
焼き物は分かりませんが、どれも素敵に見えます。
焼き上がりが意図しない色でもそれが持ち味にな
ったりするのではと思います。
by kenji-s (2018-03-24 21:17)
kenji-sさん>コメント、ありがとうございます!
市販の釉薬で電気の窯だと毎回同じ色に仕上がるのです。
そういうのを好む人も多いと思うのですが、失敗は発明の父ですから(?)どうなるかな?と冒険して失敗するもの面白いのです。
by 森田惠子 (2018-03-24 22:53)