最後の都内ロケ [製作日誌]
粗篇を終えて、事実確認も兼ねてもうお一人インタビュー撮影を追加したいと考え、知り合い経由で取材の申込をしていました。
幸い、取材を受けてくださることになったので、今日は都内で追加ロケでした。
午前中に出掛けたのは「本郷中央教会」です。
一度撮影させていただいているのですが、資料がうまく撮れていなかったので、再度お尋ねしたいとお願いしました。
残念ながらその時の資料は見つけることができなかったのですが、教会に映写室があったなんて歴史的にも興味深い事実だと思います。
午後からは「フィルムセンター」に伺いました。
映画好きの方ならご存知だと思いますが、なかなか、楽しい場所です。
今回は「本郷中央教会」で催された「活動大写真会」のことを調べておられる方にお話を伺いました。そして、新たな事実も分かりました。
“事実は小説より奇なり”ということばがありますが、今日はお話を伺いながら、ぼんやりと見えていた姿がハッキリするような感じで、奇ではなく事実なのだと実感しました。
『旅する映写機』で取材した福島県本宮市にある「本宮映画劇場」は、元々はみんなで集まれる場所がほしいと町の有力者たちが出資して建てたものでした。
『小さな町の小さな映画館』の主人公の「大黒座」は、初期の頃、講談あり、演劇あり、映画、地域の学芸会、選挙演説の会場と、まさに多くの人が集まる場所でした。
多くの人が集まれる場所自体が貴重な時代があったのだと、改めて思い知らされました。
しかも、その場所が外国の風も運んでくる教会だったのですから、多くの人が注目し関心を寄せていた場所だったのも頷けました。
幸い、取材を受けてくださることになったので、今日は都内で追加ロケでした。
午前中に出掛けたのは「本郷中央教会」です。
一度撮影させていただいているのですが、資料がうまく撮れていなかったので、再度お尋ねしたいとお願いしました。
残念ながらその時の資料は見つけることができなかったのですが、教会に映写室があったなんて歴史的にも興味深い事実だと思います。
午後からは「フィルムセンター」に伺いました。
映画好きの方ならご存知だと思いますが、なかなか、楽しい場所です。
今回は「本郷中央教会」で催された「活動大写真会」のことを調べておられる方にお話を伺いました。そして、新たな事実も分かりました。
“事実は小説より奇なり”ということばがありますが、今日はお話を伺いながら、ぼんやりと見えていた姿がハッキリするような感じで、奇ではなく事実なのだと実感しました。
『旅する映写機』で取材した福島県本宮市にある「本宮映画劇場」は、元々はみんなで集まれる場所がほしいと町の有力者たちが出資して建てたものでした。
『小さな町の小さな映画館』の主人公の「大黒座」は、初期の頃、講談あり、演劇あり、映画、地域の学芸会、選挙演説の会場と、まさに多くの人が集まる場所でした。
多くの人が集まれる場所自体が貴重な時代があったのだと、改めて思い知らされました。
しかも、その場所が外国の風も運んでくる教会だったのですから、多くの人が注目し関心を寄せていた場所だったのも頷けました。
2018-02-08 18:55
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コメント(4)
今日はロケだったんですか。
現場の取材で本当の事実がわかるんですね。
人が集まってきそうな立派な教会です。
by riverwalk (2018-02-08 23:04)
riverwalkさん>初代の教会は関東大震災で焼失し、昭和4年に再建されたものです。
当時としては本当に立派な建物だったと思います。
教会の中にまるで劇場のような設備があります。
撮影しながら、色々なことを学んでいます。
by 森田惠子 (2018-02-09 10:13)
おはようございます。教会内に映写室は確かに珍しいですね。撮影をされながら歴史を回想されていますね。^^;
by ソニックマイヅル (2018-02-09 10:26)
ソニックマイヅルさん>作品を作る時、私は事前にあまり勉強しないのです・・・。
撮影しながら学んでいく過程が、映画を見る人にも通じるのではないかと思って、撮影時の疑問や感動を大切にしています。
by 森田惠子 (2018-02-09 12:40)