本「もぎりよ今夜も有難う」を読む [私の本棚]
『旅する映写機』 の上映が始まって暫くして、ある方から 「もぎりよ今夜も有難うという、片桐はいりさんの本をご存知ですか? 私は読んでいませんが、映画館のことを書いているそうです」 とご連絡を頂いた。
映画の本ではなく、映画館の本らしいというので取り寄せました!
片桐はいりさんは、18歳の時から7年ほど銀座の映画館 「銀座文化劇場」 で “もぎり嬢” のアルバイトをしていたそうです。
「銀座文化劇場」 は 今の 「シネスイッチ銀座」
独特のプログラムで、時々出かける映画館のひとつです。
取り寄せの注文をしてから、そういえば 「もぎりよ今夜も有難う」 ということば、何処かで聞いたことがあるような・・・と考えていたら、ブラジル在住の記録映像作家・岡村淳さんが、「メイシネマ祭」 のもぎりを手伝っている私に向かって発したことばでした
その時は、石原裕次郎の 『夜霧よ今夜も有難う』 をもじった岡村監督のセンス!と思ったのだけれど、すでにこの本をご存じだったのか! すごい!
片桐はいりさんが、キネマ旬報に連載していたもの (2006年11月~2010年4月) に加筆、一部改題したもの。
中には 「フカヤ・シネマ・ソシアル・クラブ」 というタイトルもあり、「深谷シネマ」 の竹石支配人の名前も、『旅する映写機』 の撮影に協力してくださった映写技師の永吉さんの名前を登場して、なんとも親しみを感じました。
まだ、「深谷シネマ」 が街中の銀行の跡地を利用していた頃を取材しています。
その他にも、知っている映画館の名前が登場して、片桐はいりさんに、『旅する映写機』をぜひぜひ見ていただきたいと思いながら読みました。
『旅する映写機』 で映写機を撮ったというと、ちょっと変わっているなぁ~と思う方も多いようだけれど、なんとなく、片桐はいりさんの思いと共通点があるように感じています。
今日は封筒の印刷へ。知人のお陰で印刷機を安く利用することができて、封筒の印刷などに使わせて頂いています。なにしろ、お金がないのに、またまた、撮影を始めたりしているので、節約!の文字が頭から離れません。
でも、「萬代館」の撮影のように、ちょっと遅くて撮影の機会を逃してしまったという経験を多々しているのです。そして、岡村淳監督の著書 「忘れられない日本人移民」 港の人刊 を読み、とにかく撮るという岡村さんの姿勢に刺激され励まされているのです。
映画の本ではなく、映画館の本らしいというので取り寄せました!
片桐はいりさんは、18歳の時から7年ほど銀座の映画館 「銀座文化劇場」 で “もぎり嬢” のアルバイトをしていたそうです。
「銀座文化劇場」 は 今の 「シネスイッチ銀座」
独特のプログラムで、時々出かける映画館のひとつです。
取り寄せの注文をしてから、そういえば 「もぎりよ今夜も有難う」 ということば、何処かで聞いたことがあるような・・・と考えていたら、ブラジル在住の記録映像作家・岡村淳さんが、「メイシネマ祭」 のもぎりを手伝っている私に向かって発したことばでした
その時は、石原裕次郎の 『夜霧よ今夜も有難う』 をもじった岡村監督のセンス!と思ったのだけれど、すでにこの本をご存じだったのか! すごい!
片桐はいりさんが、キネマ旬報に連載していたもの (2006年11月~2010年4月) に加筆、一部改題したもの。
中には 「フカヤ・シネマ・ソシアル・クラブ」 というタイトルもあり、「深谷シネマ」 の竹石支配人の名前も、『旅する映写機』 の撮影に協力してくださった映写技師の永吉さんの名前を登場して、なんとも親しみを感じました。
まだ、「深谷シネマ」 が街中の銀行の跡地を利用していた頃を取材しています。
その他にも、知っている映画館の名前が登場して、片桐はいりさんに、『旅する映写機』をぜひぜひ見ていただきたいと思いながら読みました。
『旅する映写機』 で映写機を撮ったというと、ちょっと変わっているなぁ~と思う方も多いようだけれど、なんとなく、片桐はいりさんの思いと共通点があるように感じています。
今日は封筒の印刷へ。知人のお陰で印刷機を安く利用することができて、封筒の印刷などに使わせて頂いています。なにしろ、お金がないのに、またまた、撮影を始めたりしているので、節約!の文字が頭から離れません。
でも、「萬代館」の撮影のように、ちょっと遅くて撮影の機会を逃してしまったという経験を多々しているのです。そして、岡村淳監督の著書 「忘れられない日本人移民」 港の人刊 を読み、とにかく撮るという岡村さんの姿勢に刺激され励まされているのです。
2014-06-21 18:18
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コメント(6)
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片桐はいりさんがもぎり嬢を。それは絶対に森田さんと話が合いますね。
いいつながりができそう。
by sig (2014-06-22 00:06)
sigさん>片桐はいりさんは、みずからの出自を問われたら「映画館がの出身です!」と、胸をはって答えたいそうです。
『旅する映写機』を観てもらいたいなぁ~!
by 森田惠子 (2014-06-22 00:36)
てっきりもう森田さんはこの本を読まれていると思っていました。
片桐さん、ときどきジャック&ベティに観客としていらっしゃるそうですね。
ワールドカップ騒ぎのなかで、ひっそりと関係者以外の目に触れることもなさそうな映像の編集を病的なレベルでたしなんでおります。
ご健勝を期しつつ。
by 岡村淳 (2014-06-22 08:05)
岡村淳さん>他の方からも、読んでいると思っていましたと言われ、不勉強を恥じております。
サッカーファンの私は、ブラジル在住の岡村さんはワールドカップを堪能しているとばかり羨ましく思っていましたが、編集に没頭ですか!
編集を始めると編集の海に漬かり放しになりますね。
おぼれないように!
by 森田惠子 (2014-06-22 10:10)
この本昔読んだことがあります。片桐さんのいた映画館は学生の時に何度か行ったことがあったので、会っていたかも知れません。
by シルフ (2014-06-23 12:15)
シルフさん>多読だなぁ~!
もしかしたら、はいりさんにもぎられたかも?
そう考えると楽しいですね。
by 森田惠子 (2014-06-23 12:33)