「福島、飯館 それでも世界は美しい」を読み始めました! [私の本棚]
「福島、飯館 それでも世界は美しい」(小林麻里著・明石書店刊・1800円+税)を上梓された小林麻里さんとのご縁は、名古屋で開催されていた「名古屋べてる祭り」です。
今のように、「浦河べてるの家」が有名でない頃に開催されていた「名古屋べてる祭り」。私も何度か参加させていただきました。ギリギリで作品を仕上て、それを持って会場入りして上映したこともあったように記憶しています。1995年から「浦河べてるの家」の映像作品に関わっています。
本の帯を書かれているのは田口ランディさん。
鳥の眼で、魚の目で見つめた3.11後の世界の
なんという美しさ。最悪のなかで彼女は知ったのです。
すべての生命(いのち)はつながっていると。
この本は21世紀の「沈黙の春」です。
と書かれています。
田口ランディさんも、こう表現してよいのか分からないけれど、べてるに嵌ったお一人。上野千鶴子さんもそうです。どういう経緯で、ランディさんが帯を書くことになったのか分かりませんが、「べてる」繋がりだったら楽しいなぁ~と思っています。
3.11に関しては、ほんの少し寄付をしたのと初めてデモに行ったくらいで何もしてない私。ちょっと気が引ける思いをしていて、でも、具体的にどうしたら良いのか分からないでいます。
そんな私が読み終えていない本について書くのは少し気が引けるのですが、体験者の生の声が一番の情報だと感じています。直接、体験した皆さんのお話は、それぞれにとても具体的。それを文字で、生の声で、知ることは、とても貴重な経験だと思います。
しっかりと、一人一人が考える時が来ているのだと思います。具体的な場面ごとに、自分で感じ、考え、判断する時が来ているのです。
「名古屋べてる祭り」のスタッフだった小林さんは結婚されて、飯館村で農的な生活に入り、幸せな結婚生活をされているものとばかり思っていたのですが、最愛のパートナーを癌で亡くされ、それを乗り越えたかと思った時に、3.11が起こりました。
小林さんは、「苦しみを苦しみのまま終わらせないために、悲しみに押しつぶされないために、絶望で心が壊れてしまわないために、私は書く」と、前書きで書かれています。
乗り越え方には、その人それぞれの手立てがあると思います。それぞれの皆さんが自分の手立てに気付き、出会い、乗り越えることができますように!と祈っています。
今のように、「浦河べてるの家」が有名でない頃に開催されていた「名古屋べてる祭り」。私も何度か参加させていただきました。ギリギリで作品を仕上て、それを持って会場入りして上映したこともあったように記憶しています。1995年から「浦河べてるの家」の映像作品に関わっています。
本の帯を書かれているのは田口ランディさん。
鳥の眼で、魚の目で見つめた3.11後の世界の
なんという美しさ。最悪のなかで彼女は知ったのです。
すべての生命(いのち)はつながっていると。
この本は21世紀の「沈黙の春」です。
と書かれています。
田口ランディさんも、こう表現してよいのか分からないけれど、べてるに嵌ったお一人。上野千鶴子さんもそうです。どういう経緯で、ランディさんが帯を書くことになったのか分かりませんが、「べてる」繋がりだったら楽しいなぁ~と思っています。
3.11に関しては、ほんの少し寄付をしたのと初めてデモに行ったくらいで何もしてない私。ちょっと気が引ける思いをしていて、でも、具体的にどうしたら良いのか分からないでいます。
そんな私が読み終えていない本について書くのは少し気が引けるのですが、体験者の生の声が一番の情報だと感じています。直接、体験した皆さんのお話は、それぞれにとても具体的。それを文字で、生の声で、知ることは、とても貴重な経験だと思います。
しっかりと、一人一人が考える時が来ているのだと思います。具体的な場面ごとに、自分で感じ、考え、判断する時が来ているのです。
「名古屋べてる祭り」のスタッフだった小林さんは結婚されて、飯館村で農的な生活に入り、幸せな結婚生活をされているものとばかり思っていたのですが、最愛のパートナーを癌で亡くされ、それを乗り越えたかと思った時に、3.11が起こりました。
小林さんは、「苦しみを苦しみのまま終わらせないために、悲しみに押しつぶされないために、絶望で心が壊れてしまわないために、私は書く」と、前書きで書かれています。
乗り越え方には、その人それぞれの手立てがあると思います。それぞれの皆さんが自分の手立てに気付き、出会い、乗り越えることができますように!と祈っています。
2012-08-27 19:42
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